遅い光(スローライト)と魔法の透明マント―クローキング、テレポーテーション、メタマテリアルを実現した光の科学の最先端

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遅い光(スローライト)と魔法の透明マント―クローキング、テレポーテーション、メタマテリアルを実現した光の科学の最先端

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794220523
  • NDC分類 425
  • Cコード C0042

出版社内容情報

いま、現実に起こりつつある革新的な光の科学の進展を、今のSF作品で描かれる夢の科学技術と比較しつつ紹介する。

実はいま、光の科学が、信じられないくらい進んでいる!光を自転車並の速度に遅くしたり、完全に止めることが可能に! 透明マントも理論的にはできることがわかり、どんどん実験が進んでいる! 光を使った量子コンピュータや暗号技術が世界を変える? いま、現実に起こりつつある革新的な光の科学の進展を、
古今のSF作品で描かれる夢の科学技術と比較しつつ紹介する。

第1 章 光とは何か??謎に包まれた不思議な性質
第2 章 なぜ光はあんなにも速いのか
第3 章 超光速を探求する物理学
第4 章 遅い光、停止した光、速い光、逆進する光
第5 章 超強力な光と光子一個の光の科学
第6 章 不可視化の技術はどこまで進展しているか
第7 章 空想の光から現実の光へ

【著者紹介】
米エモリー大学物理学教授。ペンシルバニア大学にて博士号。多数のポピュラーサイエンスの著作があり、テレビ等への出演も多い。邦訳されている著書に『泡のサイエンス?シャボン玉から宇宙の泡へ』(紀伊國屋書店)がある。

内容説明

「透明人間」が物理学の重要研究テーマに!自転車並みの速さの光が実現!いま、光の科学がビックリするほど進んでいる!物理学者が、光の科学の革命的進展を、古今のSFで描かれる夢の科学技術と比較しつつ紹介する。

目次

第1章 光とは何か―謎に包まれた不思議な性質
第2章 なぜ光はあんなにも速いのか
第3章 超光速を探究する物理学
第4章 遅い光、停止した光、速い光、逆進する光
第5章 超強力な光と光子一個の光の科学
第6章 不可視化を実現する技術
第7章 夢の技術はどこまで実現できるか

著者等紹介

パーコウィッツ,シドニー[パーコウィッツ,シドニー] [Perkowitz,Sidney]
米エモリー大学物理学教授。ペンシルバニア大学で博士号取得。専門は光の実験物理学。多数のポピュラーサイエンスの著作があり、テレビ等への出演も多い。ニューヨーク出身、アトランタ在住

阪本芳久[サカモトヨシヒサ]
1950年神奈川県生まれ。翻訳家。慶應義塾大学工学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨクト

24
ポップで興味そそるタイトルで、読みやすそうだなと思って読んでみたら結構難しかった。特に量子力学の話が出てくるとお手上げなのです。が、SF小説に出てくる例がたくさん取り上げられているのはワクワクするね。テレポーテーション、レーザー光線、透明マント。普通より遅くなる光ってのは、光の概念を覆すようですごい発見だ、しかもそれが自動車並のスピードだとは。「実現した」もの、「理論的には可能」段階のものもあるが、魔法と科学の境界は少しずつなくなり始めている。2014/06/30

Tomo

3
正直、難しかったです。 アマゾンのレビューを見ると、理解しがたいのは内容と私の理解力のせいばかりじゃないみたい…翻訳も? 興味深い話が多いですけど、手強かったぁ(+_+)2017/02/26

26-ring-binder

2
最近研究の「ここまでができた」を一覧できるガイド本。2006年に米国デューク大学ではかねて予言されていた「負の屈折率」を示す構造が示され実験成功した。以来、光の分野ではかつてSFの世界にしかなかった技術の研究が盛り上がっている。しかし、空間を捻じ曲げてくっつけるワープ航法のような超光速の移動は(現時点の物理学の)予想ではおそらく無理である。人類が光の波長よりも微細な構造を作れる技を手にしたので、この分野は、すぐにまた新しい本を書かなくてはならないハメになると思った。2022/10/29

Xinxi

2
・量子の絡み合いを利用した量子コンピュータ:難解 ・光速を遅くする物質BEC:BASE EINSTEIN CONDENSATE ガス状の原子集団  30万km→61km ・メタマテリアル 負の屈折率 波長より小さい単位の格子で構成2021/10/07

ごっち

2
光について科学史から最近の研究、果てはSF作品でどういう風に扱われてきたか、またその実現の可能性を分かりやすく端的にまとめている。SF好きに読んで欲しい本。群速度のあたりがよく理解できなかったのでもう一度読みたい。 2014/08/01

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