出版社内容情報
ナチスの興亡を同時代人として体験したジャーナリストが、ヒトラーの野望の軌跡を臨場感あふれる筆致で描いた傑作評伝の新訳。
芸術家になりそこなった「負け組」オーストリア人青年は、いかにして人類史上類を見ない独裁者になったのか? ナチスの興亡を同時代人として体験したジャーナリストが、ヒトラーの野望の軌跡を臨場感あふれる筆致で描いた傑作評伝。独自のヒトラー解釈で話題を呼んだ名著の新訳。
○死ぬまで抜けなかった「ボヘミアン気質」
○経済オンチがドイツ経済を再建できた理由
○左翼ポピュリストとしてのヒトラー
○「人類の毒殺者」対「世界政治の完成者」
○「国際ユダヤ組織」の幻影を追って
○ヒトラーはなぜアメリカと戦ったのか
○ヒトラーの罪は「戦争犯罪」ではない
○ドイツ人への失望と復讐
【著者紹介】
ドイツのジャーナリスト(1907~1999)。ナチス政権下の1938年にイギリスへ亡命し『オブザーヴァー』で活躍。第二次世界大戦後ドイツに戻り政治コラムニストとして『ヴェルト』『シュテルン』などに執筆。『ドイツ現代史の正しい見方』(草思社)、『ドイツ帝国の興亡』『裏切られたドイツ革命』(以上、平凡社)他、著作多数。
内容説明
画家になりそこなった我の強いオーストリア人青年は、いかにして人類史上類を見ない独裁者になったのか?ナチスの興亡を同時代人として体験したジャーナリストが、ヒトラーの野望の軌跡を臨場感あふれる筆致で描いた傑作評伝。独自のヒトラー解釈で話題を呼んだハイネ賞受賞の名著が、新訳でさらに読みやすく。
目次
第1章 遍歴
第2章 実績
第3章 成功
第4章 誤謬
第5章 失敗
第6章 犯罪
第7章 背信
著者等紹介
ハフナー,セバスチャン[ハフナー,セバスチャン][Haffner,Sebastian]
1907年生まれ。ドイツの著述家、ジャーナリスト。ナチス政権下の1938年にイギリスへ亡命し『オブザーヴァー』で活躍。第二次世界大戦後ドイツに戻り、政治コラムニストとして『ヴェルト』『シュテルン』などを拠点に活動。『ヒトラーとは何か』でハイネ賞受賞。1999年没
瀬野文教[セノフミノリ]
1955年東京生まれ。北海道大学独文科修士課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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