内容説明
平然と嘘をつき、涙で同情を誘い、都合が悪くなると逆ギレをする―本来、人間に備わるはずの良心をもたないがゆえに、他者への思いやりが絶対的に欠落し、手段を選ばずに自分の欲望を満たそうとする人たちがいる。25人に1人いるとされる“良心をもたないサイコパス”の実態を心理セラピストが明かす。彼らの被害者にならないための見分け方と対処法を教える一冊。
目次
1 ジョーのジレンマ
2 氷人間スキップ
3 良心が眠るとき
4 世界一、感じのいい人
5 なぜ人は身近なサイコパスに気づかないのか
6 良心をもたない人の見分け方
7 なにが良心のない人をつくりあげるのか
8 となりのサイコパス
9 良心はいかに選択されてきたか
10 なぜ良心はよいものなのか
著者等紹介
スタウト,マーサ[スタウト,マーサ][Staut,Martha]
米国のマクリーン精神病院で研修を受け、ストーニーブルック大学で博士号を取得。ハーバード・メディカル・スクールの精神医学部で、心理セラピストとしてトラウマを抱えた患者の治療を25年以上続ける。現在はボストンで臨床心理学者としてカウンセリングをおこなっている。マサチューセッツ州在住
木村博江[キムラヒロエ]
1941年生まれ。国際基督教大学卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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