「日本男児」という生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794218100
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

内容説明

女はいつの時代も、「骨のある、頼りがいのある男」に惹かれるもの。内に秘めた芯の強さ、行動力、寛容さ、落ち着き、野性味、ユーモア…そんな「日本男児の魅力」を女性ならではの視点で綴る、異色のエッセイ。“戦跡巡礼の看板娘”が贈る異色の「日本男児」論。

目次

男の背中
辛くとも「死ぬわけじゃない」―タフであること1
動じない心―タフであること2
俺がやらねば―タフであること3
女におもねる男なんて
デキる男は「聞き上手」
傷ついてこそ人生
潔さという美学
「お姫様」は幸せか
その「志」は本物ですか?―一人前の社会人たれ1〔ほか〕

著者等紹介

笹幸恵[ササユキエ]
昭和49(1974)年、神奈川県生まれ。大妻女子大学短期大学部卒。出版社の編集記者を経て、フリーに。企業経営者のインタビューなどビジネス関係の編集・執筆活動のかたわら、太平洋戦争をテーマにした記事を雑誌等に寄稿。公益財団法人特攻隊戦没者慰霊顕彰会理事。近現代史研究会(PandA会)主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もも

9
日本が大好きな私にとって、非常に面白い本でした。元日本兵の方の戦時中のエピソードや、慰霊ツアーでのエピソードを読むと、たった70年しか経っていないのに人間はこうも変わってしまうんだなぁと、違う国のように感じてしまうことも、、、。女目線で綴る「男の生き方」、時に強く頷き、時に泣き、時にニヤリとしながら夢中で読んだ。2016/11/15

たー

5
戦争を生き抜いた人達の生き方みたいなことが書いてあるのかと思ったら、陳腐な男性論で期待はずれ。2011/04/16

こめこめ

2
草食系男子系の本かと思ったら、元日本兵の方の生き方を綴った本でした。メモし忘れてしまいましたが、戦地巡礼を闘病直前までされていた元兵士の方が、白いお米を口にするたびに飢えて死んでいった戦友を思い出す、といった旨の俳句を詠んでいたというエピソードを読んで目頭が熱くなりました。たまに出てくる現代の草食系男子の批判的な?内容よりも老兵のみなさんのエピソードをずっと読んでいたかったな。この人の他の作品も読んでみようかな。2016/02/01

ushikubou

1
昨今の「草食系男子」に向けて歯にきぬ着せぬ言い方で日本男児とは何かを語っている。自分も草食系のフシがあるので、最初は「勝手なことばかり言って」と反感を覚えたのだが、冷静に考えると描かれている「日本男児」は確かにかっこいいと思うようになった。男性が男になるには、やせ我慢のプロセスが必要。少しの我慢がタフさへの第一歩。受け身の人生でどうする、俺がやらねばの精神だ。どん底にあっても、大概のことで死ぬわけではない。ストレートだが大事にしたい言葉だ。2016/12/13

へむへむ

0
2回目の再読本? もくじを読むだけでも気付きかある? 女性は生まれもって「女」ですが、男性は男になるためのプロセスを経ないと「男」になれない生き物。とか、最終の17章、特に少子化問題については本質を突いてるな〜と思います? 「男っぷり」に磨きかけます❗2018/06/15

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