内容説明
何をおいても「カネ、カネ、カネ」ルールはハナから守る気がなく、屁理屈をひねりだして、自分の非を認めない。こんな人たちを相手に、神経をすり減らしていませんか?まともに交渉したら、日本人は勝てません。対中ビジネス五十年のベテランが、中国人と互角にわたりあい、ビジネスを成功に導くためのテクニックを伝授。「こんなハズではなかった」と泣く前にぜひとも、お読みいただきたい一冊。
目次
1章 中国人とはこんな人たち(付き合い方の基本は「和して同ぜず」;名誉よりカネ、質より量 ほか)
2章 開放経済は問題だらけ(一に軍事、二に外交、三に経済;ネコの目のように変わる「暫定法規」 ほか)
3章 中国人に絶対負けない交渉術(中国人との交渉心得十二カ条;対中ビジネス五十年のホンネ語録)
4章 合弁事業を成功させるには 実践篇(成否が五分五分だったら進出を諦める;どんなところで失敗してしまうのか ほか)
著者等紹介
吉岡健[ヨシオカタケシ]
1929年生まれ。安宅産業に入社し、中国貿易に携わる。77年、対中経済コンサルタント会社を設立。いらい金融、証券、農水産加工、金属・機械加工、ITソフト、アパレル等60件を超える対中進出事業のコンサルタント業務を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
2
★★☆☆☆ 2007年2月1日発行。1960年代の「日中友好貿易」時代から50年近く中国ビジネスに傾倒してきた著者による中国ビジネスを成功に導くための秘策をまとめた本。日本はかつて中国文化の影響を受けた国ではあるが、今や全く異質な国であり、異質な民族。考え方も習慣もすべてが異なる中国とどうやったらビジネスを展開できるかにつき、50年以上の著者の経験に基く実践テクニックや交渉術を惜しみなく展開。中国人が好きだからこそ、中国人とのトラブルを避けるため、この本は有用ではあるのだろう。2013/10/27
ササキマコト
1
中国人を褒めているのか貶めているのかいまいちよく分からない一冊でした。どちらかと言うと貶めているのかな。ビジネスの現場において「中国人はこんな人たちですよー」と紹介されていたり、どー対応すれば良いかが書かれていたりしますが、個人的にはあまり好きではない内容でした。言わんとすることは分かるけど、お互い様な部分もあるんじゃないかなーと思わなくもないです。文化が違うのですから常識が違うのも仕方ないんじゃないですかね。そんなことを考えさせられた一冊でした。有用かもしれませんが個人的には人にオススメしづらいです。2011/11/25
haglofs30
1
★★★★☆ 中国の現代史と、別のもう一冊(中国を知る)を読んでからこの本を読んだ。中国で仕事をする、いや成功させるためにはこの本はとりあえず読んだほうが良さそうです。中国のプロが実体験等を元に書いていて中国人との交渉の難しさを感じることができるし、また非常に読みやすい。読み終わったあとなぜか「インドなんて二度と行くか!ボケ!!」という本を思い出した。著者2人はそれぞれ中国人、インド人をボロクソに言いますが、最後には「その国が大好きだ」でしめくくるからでしょう。2011/05/07
ひろつそ
0
最終的にチャイナ相手のビジネスって元取れるんだろうかと疑問に思ってしまう。まあ、それぞれの会社のリスクをどの位取るかの問題なんだおるけど。2014/09/19
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