内容説明
もしもみなさんが、新聞には真実が書かれている、と思っているとしたら、残念ながらそれはとんでもない大まちがいである、と申しあげざるをえない。もしも、ルールは守らなくてはならないとお考えだとしたら、こう申しあげたい。ああ、なんと脳天気な、と。本書は、まちがいだらけの新聞記事にはじまって、不愉快なバス旅行からヘンテコな帽子、さらにはとんちんかんなルールのためにみじめな刑務所暮らしとなる孤児たちの物語である。以上、警告はしておこう。悪党から逃れつつ、さらわれた友だちを追う孤児たちのジレンマは、ますます深まるばかり。おきて破りの不幸が襲う第7巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちゃーこ
2
始終ヒヤヒヤしましました。3人を苦しめてたのが後見村なんて最悪な展開。可哀想すぎる…。2009/12/04
オラフシンドローム
1
★★★☆☆ 原書版が届かず、日本語で読むハメに…。 謎かけ詩を早く原書で読みたいな。2020/11/29
Nao
1
不幸な物語と最初から言っているように不幸が続くが、鬱な感じはなく特に読みづらいところもないので、どんどん読み進めることができる。
レモン
1
とうとう三姉弟妹が指名手配されてしまった。唯一手がかりになりそうな人物ジャックも殺されちゃって、ますます謎が深まったって感じです。クァグマイヤーの二人は今回の後見人と一緒に空の旅へ行ってしまって、ヴァイオレットがいつか合流できたら的なことを言ってたけど、いつか会える日が来るのかしら?二人がしたためたノートの内容が気になるな。2012/10/18
樹燐
1
これも原書で読んだ方が良かったかな…(´・ω・`)2010/04/01