出版社内容情報
方言を話すときの身体は標準語を話すときの身体とは違う。方言の湯に浸かって心と身体を解き放とう! その土地出身者9名による朗読CD付き。
目次
「広島弁の湯」の効能 開き直った肚のある身体になる。―朗読・鈴木伸也
「博多弁の湯」の効能 お祭りのときの沸き立った身体になる。―口演・口上・小松政夫
「名古屋弁の湯」の効能 身も蓋もないおかしみを醸し出す身体になる。―朗読・天野鎮雄
「津軽弁の湯」の効能 重いのにハイテンポな不思議な身体になる。―朗読・伊奈かっぺい
「鹿児島弁の湯」の効能 気骨のある身体になる。―朗読・和田周
「京都弁(京ことば)の湯」の効能 しっとりと落ち着いた身体になる。―朗読・井上由貴子
「沖縄弁(ウチナーグチ)の湯」の効能 陽射しを浴びた開放的な身体になる。―口演・小那覇舞天
「土佐弁の湯」の効能 海を見てふーっと大きく息をつく身体になる。―朗読・ふぁーまー土居
「秋田弁の湯」の効能 ほっとほどけて温かい身体になる。―朗読・浅利香津代
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。文化庁文化審議会国語分科会委員。『宮沢賢治という身体』で1998年宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』で2001年新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(2002年毎日出版文化賞特別賞)『声に出して読みたい日本語2』が合わせて180万部を超えるベストセラーとなる。また、NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」の企画監修も行っている
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