北朝鮮を知りすぎた医者 脱北難民支援記

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794212078
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0036

内容説明

飢え、傷つき、拷問され、死んでゆく人々。北朝鮮国内で、そして中朝国境で驚くべき光景を目の当たりにしたドイツ人医師フォラツェン氏は、これら虐げられている人々に救いの手を差し伸べ、この悲劇を一刻も早く終わらせることを自らの使命とする。米国「九・一一」テロ事件いらい、世界の目を北朝鮮に向けさせるため、「スポークスマン」となって各地に飛び、危険を覚悟で、北京スペイン大使館、瀋陽日本総領事館への脱北者駆け込み亡命を支援し、ボートピープル計画を立案・実行する。ついには中国当局から「好ましからざる人物」の烙印を押されるが、フォラツェン氏は諦めることなく、いまも活動をつづける。「テロ国家」との新たな闘いを始めたドイツ人医師の、緊迫感あふれる報告。

目次

自由への長い道(二十一世紀の『キリング・フィールド』;脱北者と支援者たち)
行動を起こす時(世界に広がる運動―インターネットカフェからホワイトハウスまで;平壌との秘密のやりとり;北京のスペイン大使館への駆け込み ほか)
「テロ国家」との戦い(二〇〇一年九月十一日が変えたもの;拉致事件と日本の世論;韓国にたいする疑問 ほか)

著者等紹介

フォラツェン,ノルベルト[フォラツェン,ノルベルト][Vollertsen,Norbert]
1958年、旧西独デュッセルドルフ生まれ。デュッセルドルフ大学医学部卒業。モルディヴでの医療活動、大学講師、心身医学病院勤務を経て、90年、ゲッティンゲンで開業。99年7月、ドイツ緊急医師団「カップ・アナムーア」に加わり、北朝鮮へ。火傷患者への皮膚移植に協力して「友好メダル」を授与され、比較的自由に国内を移動。2000年秋に訪朝した米オルブライト国務長官(当時)の随行記者を平壌市内に案内したこと、人権抑圧改善を当局に訴えたことから、同年末に国外追放となり、ソウルへ脱出。01年、北朝鮮でつけていた16冊の日記をもとに書いた手記『北朝鮮を知りすぎた医者』(小社刊)が大きな反響を呼ぶ。その後、中朝国境で脱北者への聞き取りをおこない、強制収容所の存在を確信(小社刊『北朝鮮を知りすぎた医者国境からの報告』に詳しい)。現在、ソウルを拠点に各国NGOと協力し、脱北者の支援活動をおこなうとともに北朝鮮の惨状を知らせるべく、国際メディア、人権組織、国連等への訴えかけをおこなっている
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感想・レビュー

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takao

2
ふむ2022/09/01

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