内容説明
本書では、SQC教育のエッセンスを伝えると同時に実際に企業内教育に携わった著者が高校において教育を実践した事例を紹介します。また、学習指導要領の改訂の狙い、諸外国における統計教育の実際、今後国際競争に立ち向かう人材に求められる統計リテラシーを概観し、教材や情報源を解説します。さらに、統計が科学の発展に果たしてきた歴史を整理し、その意義を解説します。
目次
第1部 新学習指導要領の導入で変わる統計教育(統計教育の新展開―初等中等教育における統計必修化;学校教育段階から育成する統計活用力)
第2部 問題解決とは何か(企業における問題解決;研究の基本リテラシーとしての統計的方法)
第3部 問題解決能力育成の実際(統計リテラシー開発に必要な実践的教材)
著者等紹介
渡辺美智子[ワタナベミチコ]
慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科教授。九州大学理学部卒業、九州大学大学院総合理工学研究科修士課程修了、理学博士。九州大学理学部附属基礎情報学研究施設文部教官助手、関西大学経済学部専任講師、助教授、東洋大学経済学部教授を経て、2012年より現職。専門は統計学、とくに、多変量解析(潜在構造分析法)と統計教育
椿広計[ツバキヒロエ]
大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所教授、副所長、兼リスク解析戦略研究センター長。1982年東京大学大学院計数工学専攻修士課程修了後、東京大学工学部計数工学科助手、1987年慶應義塾大学理工学部数理科学科講師、1997年4月筑波大学社会工学系助教授、2000年に教授、その後、2012年まで大学院ビジネス科学研究科教授。この間、専門職大学院国際経営プロフェッショナル専攻設立準備室長、専門職大学院認証評価機関NPO法人ABEST21に協力(現在、経営委員会委員長)、2005年より、統計数理研究所リスク解析戦略研究センター長併任、2007年統計数理研究所データ科学研究系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 小説新撰組 集英社文庫