内容説明
格闘技、文学、歴史、日本人の美意識…格闘技界と文壇で孤剣を振るい続ける二人が縦横に語り尽くすスリリングな対談。価値あるものを掴むための真剣勝負のすすめ。
目次
1 価値あるもののための闘い(カレリン戦と「言葉」;予定調和の世界と不調和の調和;価値を立てること、理想を追うこと ほか)
2 闘う力はどこから生まれるのか?(UWF瓦解からの再起;「治者」としての格闘技人生;在日としてのアイデンティティの在処 ほか)
3 リアルファイトの「作法」(英雄を信じる心が英雄をつくる;歴史を背負ってゆく覚悟;南京事件・慰安婦問題への視点 ほか)
真の剣なる御身に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
災害大嫌い美少女・寺
4
読書家のプロレスラーのインタビューを、文芸評論家がトリビア混じりでしている印象。しかし頷ける意見も多々。2011/07/10
湘南☆浪漫【Rain Maker】
2
多趣味な前田日明が炙り出されていて、格闘家という部分とは違う一面が見れて興味深い。 20年前に出された本だけど、視点を変えて書かれているので古さを感じさせない。2020/03/21
go
1
前田日明は色んな本を読み、経験をした上で、真剣に考えているから面白い。自分にはちょっと息苦しさもあったけど。2019/03/02
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- 和書
- 漱石全集 〈第2巻〉