内容説明
カブト、クワガタからカエル、ヘビ、カメ、トカゲまで、おもしろくて奥の深い小動物飼育法。
目次
第1部 昆虫少年の飼育体験記(飼育にのめり込んだころ;ある日突然、部屋が改装された;生き物を飼う入れ物のこと ほか)
第2部 机の上で飼ってみよう(昆虫篇;陸貝篇;両生類篇;爬虫類篇;タナゴの飼い方)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
生き物を飼うというのは,それ程簡単なことではない.しかし,それが昆虫などのような机の上でも飼えるものならば,手軽に生き物を飼うことを楽しめる.それには金銭的な利益はないかもしれない.しかし,それ以上に多くのものが得られるだろう.2011/02/19
kri
2
子供向けの解説書だと思って、騙されて買った方…大正解である。お仕着せのハウツー本ではわからない、宝物に出会える。それは生き物と関わることを面白がる気持ちである。著者には先入観がない。実験心がある。生き物との一体感があり、そしてユーモアに溢れてる。
Toshi
1
著者は生き物を飼いまくる。蝶、蛾、トンボ、バッタ、ゲンゴロウ、カエル、カメ、ヘビ、トカゲ、ヤモリ、何でも何でも。その情熱は尋常ではないが、何と言うか情熱の方向(生き物を飼って楽しむ事)がすごく正しいと思う、格好いい。下らない事に力を注いでる場合ではないと思わされる。因みに蝶や蛾は「いたもの飼い」がおすすめらしい。見つけたイモ虫、毛虫を飼う。どんな成虫になるかは飼ってからのお楽しみだって(・ω・)ノ2015/09/23
ビシャカナ
1
タイトルに反して机の上では飼えない大きな生き物も数多く紹介している。飼い方の解説はざっくばらんとしすぎで情報量には乏しい。また大半がよく知られた生き物なので、もっと変わった生き物を解説してほしかった。しかし主に著者の実体験に基づいた解説は一般的な解説書とは違った意外性や驚きがあって面白かった。さらに著者の幼年期を回想しているのだが、いかにして虫取りに夢中になり飼育にのめり込んだかといった体験が事細かに描かれており、回顧録としても非常に面白い。著者の生き物に対する姿勢や考えに深く感銘を受けることになった。2013/08/03
あべっち
1
これは、予想以上におもしろい。体験記がいっぱいはいっていて、著者がおもしろがっているところがこちらにも伝わってくるところがおもしろい。2011/05/01