医者が患者をだますとき

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医者が患者をだますとき

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  • サイズ B6判/ページ数 283p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794208545
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C0047

内容説明

健康とは何かをいちばんわかっていないのが医者だ―。現場の医師が現代医学を厳しく批判して全米ベストセラーとなったのが本書。診察から各種の検査、薬の処方、手術、入院、医者の習性から医学教育にいたるまで、患者の知らない、知らされていない問題点が痛烈なユーモアをこめて明かされる。現在の医療の九割がそもそも不要だ。健康診断を受けると具合が悪くなる。病気の基準は医者が発明している。医者が仕事をしないと病人が減る。病院に行くと病気になる…などなど、患者の立場に立つた貴重な指摘が満載の一冊。

目次

はじめに 私は告白する
序章 現代医学は宗教である
第1章 医者が患者を診察するとき
第2章 医者が薬を処方するとき
第3章 医者がメスを握るとき
第4章 病院にいると病気になる
第5章 医者が家庭にかかわるとき
第6章 死のための医学
第7章 医者というものの正体
第8章 予防医学が予防しているもの
第9章 私の考える新しい医学
おわりに 新しい医者を求めて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

磁石

24
あらゆる罪を許す現代医学教、ただ一つ「医者にいかない」という罪以外は。そして許すだけで治すわけじゃない、むしろ新しい病を作り出している。ソレを信者=患者たちに配っている、みなありがたくソレを受け取り、かわりに財産と健康を差し出す。……病院というのは文字通り「病」院であって、決して治療院ではなかった。あまりにも公然と真実を告げていたのに、見ないふりをしてきてしまった。騙した/された、のではなく、ただ錯覚していただけだった。人は見たいものしか見ない、見たくないものは存在しない2017/05/18

活字の旅遊人

16
あー、これ。過激なタイトルで割に挑発的だったけど。やがて納得、そして前を向いて進む。騙されないために。

磁石

10
現代医学教。それは、患者の「健康」「命」を人質に取って脅し金を巻き上げる、卑劣な犯罪集団。彼らと違うのは、代金を払ったとしても、大概において人質を無事に返してくれないということ。「手遅れでした」済ましてしまう・済ませてしまう。そうであるにも関わらず罪に問われず、あまつさえ崇敬されるというやりたい放題。医師免許は殺しのライセンスと同じ……。著者が最後に示してくれた「愛の医学」、どこか未来ででも広まって現代医学教を駆逐してくれることを切に願う。2015/02/21

リリパス

3
簡単に書くと、「病院に行けば、医者は、すぐ、手術だ・注射だ・薬だ。と、なる。しかし、それよりも、大事なことは、患者本人の食生活や生活習慣の改善であり、患者本人が、自分の病気について調べ学び、どのような治療が適切か、自分で判断することである。医者の言いなりになってはいけない」といったことが書かれている本です。2020/01/29

朱音

3
優しい嘘というか、癌を告知しない的なそういう話かと思ったのだが…。結局「一度言われたからといって盲信するな」という系統の話でした。やっぱり自分のことは自分で決定して自分で責任を持たなきゃダメなんだよね、何事にも。2011/04/19

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