内容説明
多摩の身近な植物にジャーナリストの視点からアプローチ、すべて足で歩いて書き撮ったユニークな“現場主義”の植物コラム115篇。
目次
春(梅園の陰で―ロウバイ;青白い梅―ウメ;仏の座とホトケノザ―ホトケノザ;星のまたたく―オオイヌフグリ;冬枯れのドラマ―アオキ)
夏(ゆっさゆっさと―ホオノキ;青嵐の上に輝く―ホオノキの花;トゲなし香りなし―バラ;青葉若葉の―マテバシイ;白い風車―ヤマボウシ)
秋(散れば咲きして―サルスベリ;柚子の里―ユズ;浜木綿の“秘密”―ハマユウ;毒の木といわれて―キョウチクトウ;食い気抜きの―秋の七草)
冬(渓谷に舞う金の鳥―イチョウ;“柚子の里”昨今―ユズ;地に散り映える―サザンカ;冬の日ひそかに―ビワの花;万葉の玉の音―コウヤボウキ)ほか