内容説明
「権威」は、要するに「権威」で、これまでの詩集とか、教訓集とか、経典とかの型にはめては、分類されないものであります。どの一篇をとっても、単に、言葉をならべたものでなく、短い数行の中に、著者の長い生涯を貫く体験もあれば、信仰の断片もあり、この眼で見、この耳で聞き、このからだ全体で味った事実もあります。いずれにしても、著者のたましいに映ったままを、率直に表現したもので、一片の偽りもふくんでいないつもりです。半生涯を通して、著者の半身でもあるかのようにつきそって来た権威の全篇から、あるいは改めあるいはぬき、さらに戦後の実感を補い、ここに最終の決定版をつくりました。
目次
あなたの側に
三つの声
欠陥
能力
能力の根底
愛するために
学識
秋風来る
奮闘
第一歩
計画
神性
世の中
解決
水脈
ぬれた心
伸びゆく心
波紋
自由
逆境〔ほか〕
著者等紹介
後藤静香[ゴトウセイコウ]
明治17年8月19日、大分県大野町に生まれる。明治39年東京高等師範学校官費数学専修科を卒業し、長崎県立長崎高等女学校及び香川県女子師範学校に歴任すること13年。大正7年上京、全日本を対象として社会教育に専念し、月刊誌の発行、著作、講演等により、終始一貫、初志の貫徹に努むること50年に及ぶ。昭和44年5月15日没。昭和53年、多数の著作が「後藤静香選集」全10巻にまとめられた。著書にはほかに、「楽園」「生きる悦び」「道のしるべ」(以上善本社刊)がある
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