感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chimako
47
[集団読書テキスト]題名の「千代」と「八千代」は中学生主人公スミちゃんの百歳近いひいばあちゃんとその友だち。千代さんは言いたい放題、八千代さんは言われるばっかり。それでも時々八千代さんはひいばあちゃんを訪ねてくる。スミちゃんは友だちと大ゲンカをしたばかり。そんなある日八千代さんの具合が悪くなる。ひいばあちゃんは悪態をつきお見舞いにも行かない。本当に友だちなの？少し元気になった八千代さんを見舞ったひいばあちゃんはお粥をフーフーしながら八千代さんに食べさせた。掌編に重松さんらしさ満載。百年の友情と中学生の今。2014/05/26
クロメバル
1
100才近い祖母の千代さんとその友人の八千代さん。千代さんはいつも八千代さんにケチばかりつけている。あの二人は友達なの？…と中学生のスミちゃんは思う。スミちゃんはトモちゃんと絶交したばかり。 劣等感、力関係。中学生の友情は小学生のそれよりも難しいというのが面白かった。2020/01/02
ゆず♪
1
この薄さでこの内容ってすごいと思う。さすが！2011/01/11
かおりんご
1
さすがは重松清さん。おもしろいです。友だちとの関係について、考えさせられました。高学年から中学生によんでもらいたい。友情ってなんなのでしょうね？2010/06/30
