出版社内容情報
近年、中小企業においても、自己株式の取得や組織再編を行うケースが多くなっていますが、これら「純資産の部」に変動が生ずる取引、いわゆる資本等取引は、関連する条文が難解であり、また、市販の解説書もその多くは一読では理解の難しいものとなっています。
そこで、「日本一分かりやすい純資産の部の解説書」を目指して、別表五(?)の構造の解説に始まり、増資・減資・配当はもちろん、??株式や組織再編までを網羅して解説しています。説明の対象とする法人は、中小企業に該当する株式会社を前提としました。
会計上の仕訳と税務上の仕訳を対比することで、どのように会計処理をすべきか、また、税務上の処理はどうすべきかを分かりやすく解説しています。また、調整仕訳を示した上で、別表四と別表五(一)の記載方法について具体例を用いて解説をしました。
内容説明
会計仕訳と税務仕訳の対比で分かりやすい。
目次
第1章 純資産の部一般
第2章 増資
第3章 減資
第4章 配当
第5章 自己株式
第6章 組織再編
著者等紹介
武智寛幸[タケチヒロユキ]
税理士。平成12年大原簿記専門学校法人税法専任講師。令和4年近畿税理士会「税法実務講座」講師:法人税担当(~令和6年)
村井淳一[ムライジュンイチ]
税理士。昭和60年大阪国税局採用、大阪国税局管内税務署、大阪国税局法人税課、国税庁審理室等を経て平成10年7月退職。平成16年京都大学大学院法学研究科(修士課程)修了。近畿税理士会調査研究部員、調査研究部専門委員、研修部員を歴任、近畿税務研究センター副所長(現職)
土師秀作[ハゼシュウサク]
税理士。平成10年大阪府立大学経済学部経済学研究科(修士課程)修了。令和5年近畿税理士会調査研究部員(~現在)
西山卓[ニシヤマタク]
税理士。平成14年大原簿記専門学校法人税法専任講師。平成28年西山税務会計事務所開設(~現在)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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