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法人税における減価償却費の史的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784793003233
  • NDC分類 345.3
  • Cコード C2032

内容説明

この研究は、わが国の法人税における課税所得算定上の減価償却費問題を歴史的に扱ったものである。すなわち、減価償却費の損金算入の是非に関する議論をたどり、その背後にある考え方を考察することによって、減価償却費の損金性に関する税法の規定及び税務当局の認識・判断の妥当性について考察したものである。考察した年代は、1899(明治32)年から昭和の初期(10年代、一部20年代)までである。

目次

1 減価償却費の損金性をめぐる論争と税法の規定(明治・大正期における減価償却費の損金性をめぐる行政訴訟;減価償却費の損金性をめぐる論争―大正期の『會計』誌にみる簿記・会計学者、実務家、税務当局者の主張;減価償却費の損金性に関する税法の規定及び税務当局の認識・判断の変遷)
2 諸減価償却観(商法の財産評価に関する規定と減価償却;わが国における企業財務論的減価償却観の生成と展開;明治・大正・昭和初期における簿記・会計学上の減価償却論;費用配分論の展開)

著者等紹介

濱沖典之[ハマオキノリユキ]
1957年2月に広島市中区にて出生。青山学院大学経営学部卒業。広島修道大学大学院経営学専攻博士後期課程単位取得。呉大学大学院社会情報専攻博士後期課程修了。山中税理士事務所(広島市中区)及び福島会計事務所(東京都中野区)勤務の後、濱沖会計事務所所長(広島市中区)を経て、中央学院大学教授・博士(学術)・税理士。「租税法」「税務会計論」専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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