内容説明
戦後世界資本主義体制の中心国アメリカの苦脳と没落、貿易赤字と財政赤字の「双子の赤字」ならびに軍事費の増大という、レーガン政権下によるアメリカ経済の危機と、ドル暴落の可能性、世界金融恐慌の危険の増大の問題と、アメリカ経済の衰退して行く姿をわかりやすく解明、分析。
目次
第1章 レーガン政権の登場
第2章 1981‐82年恐慌
第3章 アメリカ経済の光と影
第4章 経済成長の鈍化
第5章 財政赤字の巨額化と金利の高騰
第6章 対日貿易赤字の増大とドル・円為替相場の調整
第7章 1987年2月パリ―G5以降のアメリカ、日本の経済
第8章 総括