内容説明
労働と生産の公共性を突きつめていけば、かならず労働者の互酬に行き着くはずだ。労働者が行為主体であることにはきわめて自由な、そして相互の尊重と友愛が成果を保障するはずだ。じっさいの自主生産現場に取材することで、労働過程の理論的成果を検証した。ここに21世紀の新しい「働き方」の変革がある!
目次
第1部 ヘゲモニーと労働者自主生産(欧米のヘゲモニーと労働者自主生産;日本のヘゲモニーと労働者自主生産)
第2部 労働者自主生産の事例考察(労働者自主生産事例1―ビッグビート;労働者自主生産事例2―城北食品;労働者自主生産事例3―ハイム化粧品;労働組合の役割;事例に見る労働者自主生産の特徴)
第3部 労働者自主生産における公共空間と互酬(抵抗と公共空間;互酬と多様性)
著者等紹介
志村光太郎[シムラコウタロウ]
合同会社国際人材戦略研究所代表。博士(経営学)。1967年、神奈川県生まれ。明治大学政治経済学部経済学科卒業。明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得退学。明治大学経営学部兼任講師、青山学院大学総合研究所客員研究員、株式会社NTTデータユニバーシティチーフコンサルタント、株式会社ヒューマネージディレクター等を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 詩集「抒情小曲集」より