内容説明
「帝国」の暴力に抗し「帝国のフェミニズム」を越える、女性国際戦犯法廷。
目次
第1部 「帝国」の暴力に抗する(空爆の思想に抗して;とむらいのポリティクス;ミニー・ヴォートリンへの六〇数年後の応答 ほか)
第2部 「女性国際戦犯法廷」の意義(トランスナショナル・フェミニズムの実践としての「女性国際戦犯法廷」;ジェンダー化された国家に抗して―「女性国際戦犯法廷」の挑戦;戦争体制に抗するトランスナショナル・フェミニスト・ネットワークの構築へ)
第3部 歴史を再審する(ジェンダー視点による東アジアの近現代史再考;女性と戦後思想;関東大震災と「日本人」―朝鮮人・中国人虐殺とは何であったか)
対談 大越愛子×井桁碧『国家暴力』とジェンダー―金子ふみ子=不逞者の思想
著者等紹介
大越愛子[オオゴシアイコ]
1946年生まれ。京都大学文学部大学院博士課程満期退学。現在・近畿大学文芸学部教員、「女性・戦争・人権」学会運営委員。専門・女性学、哲学、宗教学
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