内容説明
ホツマツタヱ研究の第一人者いときょうが、病院院長の長堀優と古代日本の謎を解く!古代史の再検証縄文時代の日本には、文明も王朝も文化もあった!
目次
序文 ホツマツタヱとの出会い―ホツマツタヱが神話の謎を解き明かす(日本には、仏教伝来まで文字がなかったのだろうか?;ペトログラフから始まる古代史の再検証 ほか)
第1章 ホツマツタヱが伝える我が国の始まり―ホツマツタヱによる国造り、宇宙観と霊的存在(ホツマツタヱによる国造りとは?;ホツマツタヱの宇宙観 ほか)
第2章 対談1 ホツマツタヱの解釈―霊的「クニトコタチ」と古代日本人の調和の精神性を語る(日本の始まりは、霊的なクニトコタチから;石の文化と植物の文化 ほか)
第3章 対談2 ホツマツタヱと「記紀」との違い―イサナギとイサナミが最初に産んだ「ワカヒメ」とは?(古墳の研究と、ホツマツタヱの精神を、今に生かしたい;日本の歴史で削ぎ落とされてきたものとは? ほか)
第4章 岩戸開きの真相―アマテルカミが岩戸に隠れた理由とは?(天照大神が岩戸にお隠れになるまでの、その経緯とは?;ソサノヲによるアマテルカミの排除? ほか)
著者等紹介
長堀優[ナガホリユタカ]
1958年東京都生まれ。群馬大学医学部卒業。横浜市立大学医学部消化器・腫瘍外科学教室入局後、ドイツ・ハノーファー医科大学に留学。横浜市立市民病院外科医長、横浜市立みなと赤十字病院外科部長、JCHO横浜保土ヶ谷中央病院副院長などを経て、2015年より現職。日本臨床外科学会評議員。一般財団法人育生会横浜病院院長
いときょう[イトキョウ]
1949年東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒。会社経営。松本善之助氏著『秘められた日本古代史 ホツマツタヘ』(毎日新聞社発行)を東京・日本橋丸善で偶然手にしたことから始まった、古代史の旅。著者は、以前より古代史に興味があったものの、ホツマツタヱの難解さに挫折。あるとき、山幸彦の若狭彦神社(福井県小浜市)を訪れたことがきっかけとなり、再度挑戦。旅と執筆を重ねることにより、ようやくホツマツタヱの姿を捉えることができるようになる。日本には、古代からの高度な文明が根底にあったからこそ、海外の文化を、日本独自の手法で、消化、吸収することが出来たのではないだろうか、というほのかな思いを抱いていた。それがホツマツタヱの旅を通じて、確信に変わっていったことに驚く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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