内容説明
18年間警視庁に勤務してきた著者が、飛び降り自殺者と一晩を過ごし、人が死んだ後の「あの世」を考えてみた。死んだ瞬間から、死後の世界の様相、そしてこの世に留まる幽霊たち。自らの体験を語る。
目次
第1章 生きて、魂磨こう(初めてのホトケ様;あっという間に行く「あの世」 ほか)
第2章 死んで楽しもう(死の直後;死後の感覚 ほか)
第3章 その先に逝ってみよう!(制約がない死後の世界;あの世で出会う人を騙すことはできない ほか)
第4章 あの世の構成と形(愛と欲の違い;つながりたい想い ほか)
第5章 現世を整えよう(あなたがここに転生した理由;お墓は心の「端末機器」 ほか)
著者等紹介
坂東忠信[バンドウタダノブ]
元警視庁刑事。宮城県生まれ。昭和61年警視庁巡査を拝命後、交番勤務員、機動隊員、刑事、北京語通訳捜査官として新宿、池袋などの警察署、警視庁本部で勤務。中国人犯罪の捜査活動に多く従事。在日韓国朝鮮人の犯罪事情にも詳しい。平成15年、勤続18年で警視庁を退職。退職後は作家として執筆保守論壇に加わっての講演活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ロア
17
交番勤務時代のお話が超印象的でした。。。ここに書かれたエピソード以外にも、すごい経験をたくさんされているのでしょうね……にしても!どんなに衝撃的なお話でも坂東さんが語るとオモシロ可愛くなるの、ほんと唯一無二の作家さんだな~と思います(*´ω`*) 2024/07/04
やじ
17
坂東忠信先生が近くの施設で講話をして下さる機会がありました。コロナ対策で少人数の開催なこと、昨年いらした際にお話を聞けたので、本だけ買わせて頂きました。どうしても今この本を読みたかった理由もありました。魂となって恥ずかしくない生き方をする事。今、この時を大切にする事。出会った人との縁(もちろん読メのご縁も)を大切にする事、出来ることは必ずやっておく事。コロナのせいで、普通がどんなに幸せだったのか良くわかった。(無駄も炙り出されて良かった面もあるが)また日本人に生まれたいけど今の出生率では来世は競争率高そう2020/07/29
Honey
10
令和2年6月発行。 Youtubeで知って早速購入。軽い読み物風で、面白くてすぐ読めてしまって、しかも何か暖かいものが残った、そんな感じ。坂東さんって、いつも重い問題に、明るい柔らかい態度で取り組まれている珍しい人だなと思っていましたが、更にその思いを強くしました。とても不思議な魅力的な人物ですね。2020/07/11
シルク
3
呼び出しがあった時に直ぐに駆け付けられるからという理由で警察学校に一番近い派出所勤務から始まった、元刑事、今は保守言論人が考える我々の知らない世界。所々に出てくるヤバい犠牲者の話しも、現場にいた人ならでは。著者を論客とした番組をみているので、愉しすぎる語り口も面白かった。死んで魂だけになって引きこもりになると、無限暗黒にたった一人(一つ?)ぼっちになるらしいので、現世で沢山の人と逢い、沢山の経験を積まなければ!と思わせられる。2020/09/25
Go Extreme
3
顔が性格を作りやすい:社会行動パターンや性格を作り上げる 死後:生前のように意識と感覚を持ちつづけ、永遠にあり続ける 事象のイメージを認識するため生まれて来た 人の老化:違う世界に飛び立っための羽化 殺気:場所や思い出の品に残す あの世:行く場所<感じる状態 魂の集合体:マリモ 愛:自分より大切 欲:自分を優先 より多くの魂と繋がる→より楽しく幸せな状態→繋がり合う世界を広げ構築 2020/08/24