出版社内容情報
首・肩・腕の不快な痛み。セルフケアで対処できるものもあれば、手術が必要なものもある。悔いのない治療法を選択するためには?〈刊行の主旨〉
「疲れがたまっているから」「歳のせい」などと、なんとかやり過ごしている不快な症状。筋肉のこりならばセルフケアで対処できても、背骨や神経に異常がある場合は、手術でしか症状を改善させられないこともある。一方で、手術によって後遺症が出る心配もある。本書では、切るか切らないかの見極め方や、切らないで治す方法、手術の具体的な方法などを解説。不快な症状の原因を知り、悔いのない治療法を選択するための指針を示す。
〈内容構成〉
1 詳しくチェック! 危ない症状を見分けよう
症状からわかること/注意したい脊髄の圧迫症状 など
2 なぜ起こる? しつこい痛みとしびれ
肩こり/脊椎脊髄・末梢神経の病気/その他
3 失敗しない! 治療機関のかかり方
どの科にかかるか/医師に何を伝えるか/検査の意味 など
4 どうやって治す? 治療法のいろいろ
保存療法が基本/手術は最後の手段/手術法 など
5 ここに注意! 日常生活の過ごし方
体の声に耳を澄ます/姿勢/運動 など
井須 豊彦[イス トヨヒコ]
監修
内容説明
しつこい痛みとしびれはどこからくるのか?画像診断だけではわからない頚椎・頚髄の病気。危ない症状の見分け方から治療法まで徹底解説。
目次
1 詳しくチェック!危ない症状を見分けよう(首を動かすと痛みが増すなら背骨の問題かも;症状のある部位と病変の位置は関連している ほか)
2 なぜ起こる?しつこい痛みとしびれ(首・肩のこり(筋肉のこわばり、血行不良が痛みをまねく;「ストレートネック」は原因ではなく結果)
頸椎症―骨が変形して脊髄・神経根を圧迫する ほか)
3 失敗しない!治療機関のかかり方(どこにかかるか(心配な症状があれば医療機関で検査を受けよう;症状をやわらげるためなら各種治療院も役立つ)
受診の際の注意(診断、治療方針の決定には時間がかかる;受診の目的・要望、症状は率直に話したほうがよい) ほか)
4 どうやって治す?治療法のいろいろ(薬物療法(症状がつらい時期は薬を使って痛みを抑える;神経障害による痛みやしびれも緩和は可能)
装具・牽引など―一般的だが、ダラダラ続けるのは逆効果 ほか)
5 ここに注意!日常生活の過ごし方(生活習慣―いつもの習慣を見直してみよう;姿勢―うつむきすぎ・反らせすぎはどちらもよくない ほか)
著者等紹介
井須豊彦[イストヨヒコ]
北海道に生まれる。1973年、北海道大学医学部卒業。北海道大学脳神経外科などを経て、1986年、アメリカ・フロリダ大学脳神経外科留学。1989年より釧路労災病院脳神経外科部長。脊椎脊髄外科ならびに末梢神経外科の専門医。患者への負担の少ない手術方法(Williams‐Isu法など)を開発し、各地で市民向けの医療講演会を開催し、病気の啓蒙活動を積極的におこなっている。日本脊髄外科学会理事、日本脊髄外科学会指導医、日本脳神経外科学会専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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