内容説明
GHQの謀略、戦後教育、メディアに壊されたニッポン精神。戦後レジームとは何か?新進気鋭の若手政治家平成の政宗が喝破する!
目次
第1章 メディア―今も残るGHQの呪縛(GHQは何をしたのか;メディアの犯した罪;NHKの内実;ネットメディアの力)
第2章 教育―日教組の犯した大罪(平和教育の真実;忘れられた「日本の精神性」;教育の再生は成るのか)
第3章 憲法と国防―我が国のかたち(憲法改正への道すじ;我が国をいかに守るのか)
第4章 国家と国民―李登輝先生のこと(台湾での貴重な体験;政治家としていかにあるべきか)
著者等紹介
和田政宗[ワダマサムネ]
1974年10月14日、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業(日本外交史)。1997年、アナウンサーとしてNHKへ入局。新潟局、帯広局、大阪局を経て2009年7月より仙台局に勤務。東日本大震災の報道や取材に携わる。2013年7月21日、第23回参議院議員選挙において、みんなの党公認で出馬し、宮城県選挙区で初当選を果たした。政治家としては自他ともに認める保守派。東日本大震災による被災地の復興を、政治活動の主な柱とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みじんこ
9
反日デモに参加していた某議員を見事討ち取った平成の政宗初の単著。元NHKアナウンサーということもあり、GHQの占領期から始まるメディアや教育の歪みについて語っている。戦前の日本の精神から学ぶべき部分は学び、なんとなく悪いものだという漠然とした思考で否定をしない。これはとても大事なことだと思う。国家があって国民がある。本書で何度も強調されていることだ。敗戦によって忘れられた日本の精神を取り戻す。こんな思想を持っている和田氏のような議員がもっと増えて欲しい。それが国民の質を上げ、政治の質を上げることになる。2014/10/15
みかん
8
密かに応援している和田政宗議員による本。あの岡崎トミ子を敗って当選した方です。テーマは売国メディア問題、自虐史観にとらわれた教育、憲法と国防、李登輝氏の4本立て。読みやすく分かりやすい本です。そして、主張が明確ですし、日本のことを真に考えていらっしゃる政治家であると改めて感じました。彼のような政治家が増えて欲しいものです。2014/10/27
めっかち
3
和田政宗先生、前から立派な方だと思っていたが、本書を読み確信した。正直、「保守」っぽいこと言いながら、単なる人気取りや、質の悪い陰謀論に堕してる人が少なくない中で、和田先生は、しっかりとした芯がある。歴史認識から憲法論まで幅広く論じられているが、NHK元アナウンサーによるNHK論は面白い(NHKには右も左もいるよって話とか)。安倍晋三元総理の亡き今、菅グループの和田先生には期待したい。2022/12/08
terry
3
少し古い本で和田さんが議員になって1年目の本である。今はネットなどで良く知られているが、3年半前のまだ無名の頃の和田さんの意気込みが伝わってくる。この本で龍馬の船中八策や維新の五か条のご誓文を初めて全文よんだが、その先進性には驚いた。日本には民主的な考え方が昔から根付いているのである。国際法上違法な占領を行なった米国への怒りは当然わいてくるが、その手先になった日本人へは怒りと同時に悲しみを感じてしまう。和田さんの今後を期待したい。2018/07/04
ココアにんにく
3
お題目の「平和」より結果「平和」が欲しい。読書中何度も思いました。そのためにも色々オプションがある方がいい。本書で著者を知りました。元NHKの方なので内情が興味深い。今の報道姿勢はコミュニストが局内に多いと思っていました。事なかれが原因とは…。家計の中で一番無駄な受信料。ほとんど見ないのに…電波ヤ○ザと言われる所以。憲法の話も興味大。平和主義憲法が158カ国もある!改憲の回数も。護憲派の本は感情論が多いのに対し、改憲派は論理的で現実的。戦後米国の価値観の押し付けは直近に読んだ食の安全本にも書いてあった2017/10/03
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