目次
日仏の社会・経済状況と本書の構成
第1 所有者不明土地問題:コルシカと海外領土(所有者不明土地問題:コルシカでの地域的対応と2017年新法;フランスの2018年所有者不明土地対策新法(海外領土遺産共有解消法):持分過半数発動による処分行為(共有不動産売却及び協議分割)の許容
フランスの2019年所有者不明土地対策新法:フランス領ポリネシア相続特例法)
第2 無主不動産(無主不動産の国家帰属と市町村帰属;相続人の不存在)
第3 土地所有権放棄(危険崖地所有権放棄に関する破毀院民事第三部2015年11月5日判決(判例集搭載)
租税一般法典(Code g´en´eral des imp^ots)1401条による放棄
土地所有権放棄と権利の濫用)
第4 相続登記と法律専門家(フランスの相続登記の現状について:相続登記義務と登記専門家)
著者等紹介
小柳春一郎[コヤナギシュンイチロウ]
昭和29(1954)年生まれ。昭和51(1976)年東京大学法学部卒業。昭和57(1982)年東京大学大学院法学政治学研究科単位取得退学。現在、獨協大学法学部教授(法学博士、東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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