内容説明
本書は、『新・民法学』シリーズ(全5巻)の中で、家族法(つまり親族および相続に関する民法の諸規定)のテキストである。法学部における民法の講義の最後のパートとしての家族法や、あるいは、他学部において財産法とならぶ家族法の講義を受講する諸君を対象としている。
目次
第1章 総論
第2章 婚約・内縁
第3章 夫婦
第4章 親子
第5章 後見・扶養
第6章 相続の開始と相続人
第7章 相続財産の帰属と遺産分割
第8章 遺言
著者等紹介
副田隆重[ソエダタカシゲ]
1953年愛知県生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程前期修了。名城大学、成城大学、愛知大学を経て、現在南山大学大学院法務研究科教授。メルボルン大学法学部およびアジア法センターで在外研究。相続法と財産法の交錯領域、借地借家を中心として不動産関係法を研究テーマとする
棚村政行[タナムラマサユキ]
1953年11月新潟県生まれ。早稲田大学法学部を卒業し、同大学法学研究科博士後期課程修了後、1984年4月から青山学院大学講師、助教授、教授を経て、現在、早稲田大学法学部・法務研究科教授、東京家庭裁判所調停委員・参与員。家事調停、離婚後の子の監護、宗教法人などが現在の研究テーマ
松倉耕作[マツクラコウサク]
1946年大阪市生まれ。神戸大学法学博士。神戸大学大学院博士課程修了。南山大学助教授・教授を経て、2004年より名城大学大学院法務研究科教授。名古屋家裁調停委員・参与員を務めている。スイス・チューリッヒ大学にて在外研究
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- 経営から視る現代社会