目次
アメリカ法における先例拘束原理
第1部 ロバーツ・コートの先例拘束原理と中絶判例(ロバーツ・コートと中絶判例の変更―2022年6月24日判決が意味するもの;合衆国最高裁判所判決の規範性―2022年Dobbs判決を契機とする先例拘束性の原理についての一考察)
第2部 ロバーツ・コートの司法観(ロバーツ・コートの今後―憲法解釈と司法観を巡る保守派裁判官の異同;司法府の公正と信頼―ロバーツ・コートのドブス判決を契機にして)
第3部 ロバーツ・コートの訴訟事件簿管理(ロバーツ・コートとCOVID‐19―シャドー・ドケットの問題にも触れつつ;シャドー・ドケットと透明性をめぐる憲法的課題)
第4部 ロバーツ・コートと表現の自由の「武器化」(ロバーツ・コートとヘイト・スピーチ―批判的人種理論の位置付け;ロバーツ・コートにおける表現の自由の「武器化」)
第5部 ロバーツ・コートにおける執行権の位置付け(ロバーツ・コートにおける独立行政機関に関する判例法理の変容;行政組織編成における統治(執政)・行政の区別について)
著者等紹介
宮川成雄[ミヤガワシゲオ]
早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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