内容説明
根本的概念としての権能。権能を中心に据え、法的地位の変化という動的側面を強調した、新しい法律関係論を提示する。
目次
第1部 法律関係論の史的展開(ドイツにおける展開―19世紀後半における権利概念分析を中心に;分析法理学における展開)
第2部 法律関係分析における権能概念の役割(権能概念をめぐる諸論点;権利と権能;義務と権能;義務の領域と権能の領域の相互関係)
著者等紹介
佐藤遼[サトウリョウ]
京都大学大学院法学研究科特定助教。博士(法学)(京都大学)。1989年山形県上山市生まれ。2012年京都大学法学部卒業。2017年京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。京都大学大学院法学研究科特定助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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