講談社現代新書<br> 未曾有と想定外―東日本大震災に学ぶ

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講談社現代新書
未曾有と想定外―東日本大震災に学ぶ

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  • サイズ 新書判/ページ数 194p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062881173
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0236

内容説明

私たちは今回の災害を転換点にできるのか?失敗学の畑村教授がいままで考えてきたこと、そして3月11日から「原発事故調査・検証委員会」委員長になるまでに考えたこと。

目次

第1章 津波と未曾有(「未曾有」という言葉;「人は忘れる」という大原則がある;「失敗学」と「津波」 ほか)
第2章 原発と想定外(「原子力村」のお粗末ぶり;「想定外」という言葉;「想定」について考える ほか)
第3章 日本で生きるということ(自然災害は日本の必然;日本は北と西に分断されている;崩れを止める人々 ほか)

著者等紹介

畑村洋太郎[ハタムラヨウタロウ]
1941年生まれ。東京大学工学部機械工学科修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科教授、工学院大学グローバルエンジニアリング学部特別専任教授を歴任。東京大学名誉教授。工学博士。専門は失敗学、創造的設計論、知能化加工学、ナノ・マイクロ加工学。2001年より畑村創造工学研究所を主宰。02年にNPO法人「失敗学会」、07年に「危険学プロジェクト」を立ち上げる。日本航空安全アドバイザリーグループ委員、JR西日本安全有識者会議委員、リコールの原因調査・分析検討委員会委員長などを務め。11年6月より東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

「未曾有」と「想定外」、二つの言葉に隠れてしまった本質的な問題とは? 3月11日から原発事故調査委員会・委員長に就任するまでに、失敗学の視点から考えた大津波と原発事故。311後の日本を考えるヒント。

第1章 津波と未曾有
「未曾有」という言葉/「人は忘れる」という大原則がある/「失敗学」と「津波」/津波に「対抗」するのか「備える」のか/田老地区の二つの防潮堤/逃げなかった高齢者と逃げられなかった介護者/「情」と「職業倫理」が判断を狂わせる/信玄堤に見る「いなす」「すかす」思想/それでも人は海岸に住む/記憶を少しでもとどめるために  etc.
第2章 原発と想定外
「想定外」という言葉/「想定」について考える/「見たくないものは見えない」「聞きたくないことは聞こえない」/津波のデータも「見たくないものは見えない」/組織事故という考え方/絶対安全の虚構/事故調査についての考え方/忘れ去られた技術の系譜/地震国日本における想定/原発はなぜ必要だったのか/本質安全で設計できるか/リスクとベネフィット  etc.
第3章 日本で生きるということ
日本は北と西に分断されている/崩れを止める人々/満濃池以来のダム決壊について    思ったこと/「八ッ場ダム」「スーパー堤防」について考える/首都圏水没の可能性    /歴史は繰り返す、自然災害もまた/日本人を日本人たらしめてきたもの etc.


畑村 洋太郎[ハタムラ ヨウタロウ]
著・文・その他