内容説明
スピノザ、サド、デカルトから、構造主義やバイオテクノロジーまで―。さまざまなトポスから、視界不透明の現代のアポリアを捉えかえし、新しい〈知〉の座標を模索してきた著者の、ホットな着想の現場。
目次
哲学と反哲学
感情の分析―スピノザ
自然の裂け目
フランスの哲学伝統について
構造主義とディコンストラクション
記号論とカテゴリー論
二十一世紀において哲学が問われるもの
「すべての学問は文学なり」―〈文学〉〈文体〉『文学』
木魂し合うことば
ことばとの遠さ近さ言語と私
表題について
詩は街頭にあり〔ほか〕