出版社内容情報
「ありのまま」は美しい。「ありのまま」は難しい。
「ありのままが美しい」というメッセージに頷きながら、私たちは見た目をよくしたいという欲望を抱いて(抱かされて)しまう。「ありのまま」が肯定される時代で折り合いをつけながら生きる人のための必携書!
ポジティブなメッセージと現実のあいだで葛藤するすべての人のために――。
【目次】
内容説明
「ありのまま」は美しい。「ありのまま」は難しい。「ありのままが美しい」というメッセージに頷きながら、私たちは見た目をよくしたいという欲望を抱いて(抱かされて)しまう。「ありのまま」が肯定される時代で折り合いをつけながら生きる人のための必携書!ポジティブなメッセージと現実のあいだで葛藤するすべての人のために。
目次
1 「自分を愛する」というムーブメント(メディアを介して広まる「美しさ」への意識;身体そのものをめぐる流行 ほか)
2 ファッションを楽しむ「ぽちゃティブ」(日本での「痩せている」と「太っている」;プラスサイズファッションの普及 ほか)
3 「美しさ」が必要なマーケットのなかで、「美しさ」からは逃れられない(「美しさ」の呪縛;広告が描く、自分なりの「美しさ」 ほか)
4 ボディポジティブの「ポジティブさ」とは何か?(ロールモデルたちの「ポジティブ」な実践;エンパワメントとしてのファッションやメイク ほか)
5 私と身体の現在地(「ありのまま」は難しい;素の美しさへの信仰 ほか)
付録 私の「見た目」を考える断片集
著者等紹介
藤嶋陽子[フジシマヨウコ]
現在、立命館大学産業社会学部准教授、Synflux株式会社CCO。博士(学際情報学)。専門は文化社会学、ファッション研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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