無目的―行き当たりばったりの思想

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無目的―行き当たりばったりの思想

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791775743
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

出版社内容情報

無目的はわたしたちを自由にする
現代の社会では、目的を持たないことは批判的に捉えられがちであるが、過去においては多くの宗教家、哲学者、芸術家が目的を持たない状態に価値を見出していた。著者は「無目的」を人間の基本的な性癖と考え、それを創造性の源としたり、効率的な思考や生産性の要求に対抗できるものとして、積極的に擁護する。短い文章で構成されどこからでも気軽に読める本書は、無目的に読み進めることで予期していなかったどこかに私たちを導く。

内容説明

短い文章で構成されどこからでも気軽に読める本書は、無目的に読み進めることでも予期していなかったどこかに私たちを導く。

目次

無目的性とは 序
無目的性と文学1 エッセイ
無目的性と文学2 詩
無目的性とコラージュ1 制御不能
無目的性とノマド1 ドゥルーズとガタリ
無目的性と方法1 定義と免責
無目的性とノマド2 リオタールとチンギス・ハン
無目的性とコラージュ2 トカルチュク、ニーチェ、モリス
無目的性とコラージュ3 エンサイクロペディア
無目的性と旅1 地平線
無目的性と怠惰1 ニーチェ、アドルノ、怠け仕事
無目的性と生命1 ドラッグと自己懐疑
無目的性と文学3 小説
無目的性と旅2 悪い道
無目的性と死
無目的性と生命2 親密性
無目的性と方法2 ガートルード・スタイン、ジャン・ツヴィッキー、老子
無目的性と生命3 段階
無目的性と旅3 意図
無目的性と怠惰2 ワーカホリック主義
無目的性と注目1 意識の流れ
無目的性とノマド3 車とテノール
無目的性と注目2 卓越性
無目的性と怠惰3 焦り
無目的性と方法3 終わり
無目的性と注目3 そして

著者等紹介

ルッツ,トム[ルッツ,トム] [Lutz,Tom]
カリフォルニア大学リバーサイド校の特別教授兼クリエイティブ・ライティング学科長、Los Angeles Review of Booksの創刊編集長

田畑暁生[タバタアケオ]
神戸大学人間発達環境学研究科教授。専攻は社会情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にしの

8
変わった酒を飲んだような読書。知性や癒しを求めてこの本を手にすると失敗するに違いない。無目的に志向はないのだから。読んだり考えたりした結果に残ったものが全てで、本著で連ねられた作者の驚くような知識も同じようにして得られたものだ。私たち無目的なものが鼻つまみものにされる世界を生きているが、無いものをあるように振るまっている世界に気を向けていることができる唯一の思想では無いか?という気もする。虚無主義やアナーキーなど無に惹かれてきた自分に新しい形の無を教えてくれた。気晴らしに、慣れないタバコを吸うように!2024/03/02

チェアー

5
選択肢があるなら、悪い道を行け。悪い道には発見と出会いがある。想像もしなかった場所に自分を連れて行く。それは一般的には失敗と呼ばれるものかもしれないが、人間の思い出や体験という観点からは、思いがけない成功と呼ぶべきものだ。2023/09/16

qoop

3
合理的な進路を取るのではなく、行き当たりばったりに進んでいく。偶然の出会いや発見を求めるのではなく、あくまでも無目的に。半ば諦観の内に彷徨する、進歩的弁証法に対するオルタナティブな在り方。無目的の内包する可能性を示唆(するしかないので)したエッセイ集。2023/10/07

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