出版社内容情報
全てが生まれ変わる場所へ
思弁的実在論と人新世の喧騒の後で、非人間的なものの実存主義を説く。シェリング以後の哲学者たちが彼の思想をどのように解釈したかを辿ることによって、現代思想と哲学史が一つに融合する地点を示す。新たな現代思想の幕開けを告げる記念碑的著作。
内容説明
思弁的実在論と人新世の喧騒の後で、非人間的なものの実存主義を説く。シェリング以後の哲学者が彼の思想をどのように解釈したかを辿ることによって、現代思想と哲学史が一つに融合する地点を示す。新たな現代思想の幕開けを告げる記念碑的著作。
目次
シェリングと現代実在論―メイヤスーの相関主義批判
第1部 二〇世紀前半(実存と形而上学―ヤスパース;現有と形而上学史―ハイデガー;絶対弁証法―田邊元 ほか)
第2部 二〇世紀後半から二一世紀初頭にかけて(terra incognita;述語づけと世界の発生―ホグレーベ;消える媒介者―ジジェク ほか)
第3部 ニヒリズムの時代(ニヒリズムの再考と日常的像の破壊―ブラシエ(1)
メイヤスーと知的直観―ブラシエ(2)
バディウとニビリズムの問題―ブラシエ(3) ほか)
著者等紹介
浅沼光樹[アサヌマコウキ]
1964年、岩手県に生まれる。京都大学大学院文学研究科博士後期課程哲学専攻(西洋哲学史)研究指導認定退学。京都大学博士(文学)。専門は哲学・哲学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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