出版社内容情報
世界を敵に回しても進撃し続けるロシア、イスラエル
ウクライナを侵攻したロシア、ガザ地区への過剰な攻撃を続けるイスラエル。
なぜ世界から非難されても、敵を殲滅するまで戦い続けるのか?
背景には、他国への異常なまでの猜疑心や先制攻撃を「自衛」と捉える歴史・行動原理があった。
ロシア軍事の専門家とインテリジェンス研究の第一人者が、二つの「戦闘国家」の闇を探り、厳しい国際環境で日本が生き残るためのインテリジェンス・安全保障の術を語り尽くす。
■本書の要点
●プーチンに忖度するロシアの諜報機関
●ロシア人にとって国境は「動くもの」
●「相手より先に殺せ」というユダヤ教の信念
●イスラエルにとってイランは「ラスボス」
●日本は米国に「生殺与奪の権」を握られている?
●スパイ防止法がどうしても必要な理由
■目次
第1章:国家とインテリジェンス
第2章:諜報国家ロシアの論理
第3章:ロシアの軍事思想とウクライナ戦争
第4章:「滅びる前に滅ぼす」イスラエルの信念
第5章:イスラエル・ガザ・イラン戦争の行方
第6章:日本がめざすべきインテリジェンスの形
【目次】
内容説明
「滅びる前に滅ぼす」先制攻撃を辞さない諜報大国の闇。
目次
第1章 国家とインテリジェンス
第2章 諜報国家ロシアの論理
第3章 ロシアの軍事思想とウクライナ戦争
第4章 「滅びる前に滅ぼす」イスラエルの信念
第5章 イスラエル・ガザ・イラン戦争の行方
第6章 日本がめざすべきインテリジェンスの形
著者等紹介
小泉悠[コイズミユウ]
東京大学先端科学技術研究センター准教授。1982年、千葉県生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了。民間企業勤務、外務省専門分析員、未来工学研究所特別研究員などを経て、現職。専門はロシアの軍事・安全保障。著書に『「帝国」ロシアの地政学』(東京堂出版、サントリー学芸賞)など
小谷賢[コタニケン]
日本大学危機管理学部教授。1973年、京都府生まれ。立命館大学卒業、ロンドン大学キングス・カレッジ大学院修士課程修了。京都大学大学院博士課程修了。博士(人間・環境学)。英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官などを経て、現職。著書に『日本軍のインテリジェンス』(講談社選書メチエ、山本七平賞奨励賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 社会保障の現代的課題