出版社内容情報
【著者紹介】
エデュケーションラボ代表。お茶の水女子大学卒。国語の効果的な教育方法を模索して、フィンランドの国語教育に注目。2008年、作文の通信教育塾「脳力さくぶん」「ストラクチャーリーディング」などの国語のトレーニング法を開発し、現在、小学生から高校生までを指導。学校のテストで40点も取れなかった子供が、満点をとれるようになるなど、そのメソッドは実践的。著書に『最強作文術 脳力さくぶんに親子でチャレンジ』(幻冬舎)。
目次
第1章 本当の国語力とは
学習をはじめる前に 知っておきたい「文章のなりたち」
第2章 国語ができる子の「文章」の読み方―文章の「骨組み」を見抜く力で本当の国語力を育てる
第3章 “原因”と“結果”を追って「説明文」の展開を読む
第4章 ○×式で意見を読み解く「論説文」
第5章 物語文の「気持ちの構造」を読み解く
第6章 作文で本当の国語力を育てる
第7章 家庭でできる国語力アップの学習法
第8章 「テスト」のための文章の読み方
著者等紹介
直井明子[ナオイアキコ]
直井メソッド国語教室主宰。お茶の水女子大学文教育学部卒。作文教育メソッド「脳力さくぶん」、読解教育メソッド「ストラクチャー・リーディング」などの指導方法を考案。中学受験国語の読解、作文の指導で高い効果をあげている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
jjm
8
買い物をしていたら著者の国語専門塾の看板と直井メソッドというそそられるキーワードが目に飛び込み、どんなものかと本書を手に取る。確かに受験科目の中で国語ほど勉強方法の確立していない教科も珍しいと思う。「具体と抽象の構造から主文を見分ける」「対比を見分ける」「よい文章の暗唱と音読」はいまさらながら目から鱗だった。英語ではそれをやるのに国語の勉強では個人的にほとんどそんなことはやってこなかったことを思い出した。2022/02/12
Ayanosuke
4
来年小学生になる長男との学習対策に購入。自分は国語だけは小中高得意で、テスト問題の解き方がわからないということがなかったので、このように論理的に国語力を伸ばす技術があることに驚きました。また、国語力、で読書メーターで検索して、沢山の書籍がヒットしたことにも驚きました。自分自身の勉強の為にも、もっとこういった本を沢山読もうと思います。2011/09/10
どっち
3
国語のメイン=筆者の言いたいことをつかむ、について具体的な方法論が記載されており、理解して子供に教えられれば国語については一般塾レベルになると思われるただし、この方法論をそのまま子供に教えるのではなく誘導しないと、国語嫌いであればますます嫌いになりそう言語習得は英語含め13歳まで、については確認したい2014/03/03
シャーベット色のクッキー
1
この本自体が国語力を問われるくらい難しかった。言葉を早い内から学ばせ、12歳までに暗唱と読み聞かせ。受験用の問題は説明文も論説文も物語文も、定型なマーキングをすることで理解する。2024/06/23
Ym
0
また読みたい 2019/08/12
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- 和書
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