あしたの火山学―地球のタイムスケールで考える

個数:

あしたの火山学―地球のタイムスケールで考える

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月30日 04時53分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774258
  • NDC分類 453.8
  • Cコード C0044

出版社内容情報

火山とよりよく共生するために--
火山列島と呼ばれる日本。「活火山」とされる火山は111座、常時監視されている火山は50座にのぼる。古典や歴史書にもあまたの噴火が記録され、いまなお活発に活動している火山も存在している。わたしたちは火山とどう対峙し、そしてその恵みをどのように受け取ればいいのだろうか。第一人者による最良の火山学への招待。

内容説明

火山列島と呼ばれる日本。「活火山」とされる火山は111座、常時監視されている火山は50座にのぼる。古典や歴史書にもあまたの噴火が記録され、いまなお活発に活動している火山も存在している。わたしたちは火山とどう対峙し、そしてその恵みをどのように受け取ればいいのだろうか。第一人者による最良の火山学への招待。

目次

第1章 富士山
第2章 きのうまでの火山学
第3章 新しい地球科学
第4章 いろいろな噴火
第5章 火山を調べる
第6章 噴火の予測
第7章 あしたの噴火に備えて
補章 各火山の診断

著者等紹介

神沼克伊[カミヌマカツタダ]
1937年神奈川県生まれ。固体地球物理学が専門。国立極地研究所ならびに総合研究大学院大学名誉教授。東京大学大学院理学研究科修了(理学博士)後に東京大学地震研究所に入所し、地震や火山噴火予知の研究に携わる。1966年の第8次南極観測隊に参加。1974年より国立極地研究所に移り、南極研究に携わる。2度の越冬を含め南極へは15回赴く。南極には「カミヌマ」の名前がついた地名が2箇所ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

95
日本の各火山の歴史や特徴をわかり易く網羅的に解説。教科書というよりは大学の先生の話を聞いているような感じ。著者の火山ひいては地球科学に対する信念が強調されている。火山噴火の時間的スケールの問題。地球の時間スケール(100億年)と人間の一生(100年)の時間スケール感の違い。地質学者は”たった3000年”とか地球の時間スケールで物を言うが、一般市民にとって、そんな遥か昔や将来のことは気にしてられない。せいぜい自分の一生の内と100年程度のスケールで心配する。これを研究者は良く理解して発言しなければならない。2022/01/07

yyrn

27
コロナ禍が治まってもたぶん台湾には旅行しない。旅行中に中国軍が電撃侵攻して来たらイヤだから。習近平がいるうちはいかない。でも富士登山には行く。だって噴火を心配するのは現実的でないから。14年に木曽御嶽山が噴火し63人が亡くなった事件はショッキングだったが、火山がいつ噴火するか今の技術では分からないというのだから注意はするが心配しても仕方がない。この本を読んだのは火山のメカニズムや有史以来の噴火の歴史、現在の観測技術や精度、国内の山々の状況や注意点を知りたかったから。登山や温泉地めぐりのよき勉強になった。2022/04/04

Mark

18
国内に111座ある活火山は、過去の噴火履歴や活動状況に応じてランク分けされています。数年前に突然噴火して大勢のハイカーが犠牲になった御嶽山など、噴火の予知はほとんど不可能なので、火山国に暮らす我々としては、日ごろの心構えが予知に頼るよりも実用的のようです。 もともと、地球物理学には興味がありましたが、この本を通して火山の発生メカニズムや性質、それに歴史など、様々な側面を知ることができました。2022/02/20

jackbdc

10
一部マスコミはあたかも火山の噴火が近いような誤った煽りを繰り返している。著者はこれを危惧しており、読者が過度に不安に怯えることなく、安心して暮らせるように正しい情報を届けようというもの。根拠の1つはタイトルのとおり、噴火の時間軸は千年万年単位と人間のそれとは桁が違う、あなたが生きている間に噴火に会う確率は高くない、という確率論によるもの。もう1つは噴火予知は簡単ではないが必ず何らかのサインがあるという科学知見によるもの。仮に噴火があっても適切な対応で被害を最小化できると述べる。終始冷静で合理的な内容。2021/11/22

K.H.

7
火山には多少興味があるので楽しい本だった。著者の肩書きは固体地球物理学者。この学問分野にはこだわりがあるようで、地質学者、特にテレビに出ては中途半端な警鐘を鳴らす「専門家」たちへの対抗心を感じた。副題にある「地球のタイムスケール」というのがそれで、「富士山が300年噴火していないから次の噴火が近い? 何を馬鹿な、地球と人間のタイムスケールを混同するな」といった具合だ。こういうスタンスだと、不安を煽って稼ぐメディアにはたしかに呼ばれないだろうな、と思った。だけどそれだけに好感が持てる。2022/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18716520
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品