性差(ジェンダー)事変―平成のポップカルチャーとフェミニズム

個数:

性差(ジェンダー)事変―平成のポップカルチャーとフェミニズム

  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月20日 01時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 468p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774210
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ファンタジー・SF・ジェンダー
きらめく都市空間の隅々に仕掛けられた、さまざまな魔法の網! それが罠、妄想と知っても潔く捨てられない……。一発逆転の「幸せ」を夢見て積み重ねられる現代の「シンデレラ・ストーリー」。今を生きるファンタジーやSF、アニメなど様々な時空を横断しつつ、混沌とした時代の欲望の形を模索する――。

内容説明

ファンタジー・SF・ジェンダー…。まばゆい都会・深い森にも仕掛けられた、ジェンダー差別という抑圧の遍在。その壁を打ち破るかのように豊かに描かれた近未来の「シンデレラ・ストーリー」は、何を物語っているのか―ファンタジーやSF、アニメなど多彩な表現に、混沌とした近未来の“希望”の形と問題系を検証する。フェミニズム文化論の最新成果。

目次

1 「少女」の行方(キャロル狩り―鏡を通ってアリスがそこに見たものは;魔法使いは誰だ!?―宮崎駿とダイアナ・ウィン・ジョーンズ ほか)
2 クィア・リーディングとポリセクシュアル(腐女子同士の絆―C文学とやおい的な欲望、竹宮恵子『風と木の詩』を中心に;詩人の魂を秘めた幻視者―アーシュラ・K.ル=グウィン小伝付年表 ほか)
3 テクノロジーと世界の変貌(彼女のロボット―AIは性差の問題にどう切り込んだのか?;出産と発明―マッドサイエンティストのジェンダー論 ほか)
4 メタアイドルの時代(シャンブロウ、ヘア解禁―SFと女性性;ハルとミク―初音ミクあるいは、音楽するAIたち ほか)
5 ディストピアの現在形(もうひとつの、No Man’s Land―貴志祐介『新世界より』を読む;脳内彼女の実況中継―笙野頼子の反テクスチュアル・ハラスメント闘争 ほか)

著者等紹介

小谷真理[コタニマリ]
フェミニズム的観点に基づくSF・ファンタジー評論の第一人者。1992年D・ハラウェイ他『サイボーグ・フェミニズム』(共訳)で第2回日本翻訳大賞思想部門受賞。『女性状無意識―女性SF論序説』で日本SF大賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

2
個人的に、テクスチュアル・ハラスメントという概念を知った。書かれたもの・テクスト内部で評価するのではなく、金や性別・コンテクストという話題で攻撃する手法。テクスト分析ではなく、作品を巡る環境情報をもって、あたかもそれが作品の価値判断であるかのように錯覚すること。これはテクスト内部の本質論ではなく、むしろメディアでの広告的言説の戯れであると言っても良い。そして、このテクハラを突き詰めると、加害者が本を読めていなかったり、何でも金によって評価の一元化を図ろうとしていたりする。2024/02/02

まおまお

2
SFを立脚点としジェンダー関連書籍を追っていく。かなり面白かった。いまだにTwitterで紛糾し続けているトピックもあり、まだまだこれからだ、という感じ。2022/05/27

白石 博子

1
SF読みたくなった。2022/10/29

よっちん

1
研究室2022/08/03

Akiya

0
同じことの繰り返しで飽きた。途中まで読んだ。2022/07/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18561039
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。