ファシズムの日本美術―大観、靫彦、松園、嗣治

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ファシズムの日本美術―大観、靫彦、松園、嗣治

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  • サイズ 46判/ページ数 236p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791772841
  • NDC分類 721.9
  • Cコード C0070

出版社内容情報

ファシズムに加担した日本美術の名画
横山大観の富士、安田靫彦の武士、上村松園の日本女性、そして藤田嗣治が描いた地方の風景。戦時下の日本で制作された膨大な美術作品のなかには政治色を帯びた西洋様式の戦争記録画が存在する一方、「軍事的でなく」「非政治的で」「問題点のない」「たまたま戦時中に描かれた」絵画が多数ある。非戦闘画から浮かび上がる日本ファシズムの概念を解き明かす。

内容説明

戦争美術の隠された本質。「日本ファシズム」というイデオロギーの枠組みのなかで、いかに絵画が戦闘や兵士を描くことなく、戦争を支持し、暴力に加担したか。非戦闘画に内在する政治思想を明らかにする。

目次

序文
第1章 絵画、ファシズム、戦争
第2章 横山大観の富士
第3章 安田靫彦の“黄瀬川陣”と「ファシスト・モダニズム」
第4章 上村松園の美人画
第5章 藤田嗣治と“秋田の行事”
結論

著者等紹介

池田安里[イケダアサト]
フォーダム大学美術史准教授。専門は日本美術史。ブリティッシュ・コロンビア大学大学院博士課程を首席で修了しカナダ政府総督府より金メダルを受賞後、スミソニアン博物館とロイヤルオンタリオ博物館で研究者として在籍

タウンソン真智子[タウンソンマチコ]
翻訳家。ビクトリア大学大学院修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なえこ

4
著者は左派。 理屈と膏薬はどこへでもつきます。2021/12/18

ホワン

2
大観は言い訳しようもない今で言う、ありもしない日本人しかもたない美や崇高な精神性を捏造、喧伝しようとするネトウヨ愛国ちゃんだが、松園は微妙なところだな。ただ新しい感性の女性や装いが煙たくて旧来のジェンダー感が心地よかっただけのいつの時代にもよくある普通のレガシー大好きババァでは… せいぜい今の着物警察、おはし警察、マナークリエイターぐらいのものかと。迷惑ではあるが明確なレイシズムやファシズムは感じない2021/08/23

くも

2
実際の戦闘を描いていない絵画にも「日本ファシズム」の傾向がみられるという指摘が興味深い。また、国粋主義的な様式もモダニズムを経由しているというプロセスについても記述されていてよかった。通常の美術史の本よりも西洋の歴史研究で培われてきた理論が多く参照されているような気がする2021/05/10

かばんもち

1
ある程度、戦争画についての知識が無いと読むには難しい本。時代も行ったり来たり飛ぶことで理解しにくいが、何が言いたいのかあまりよくわからない。ファシズムというパワーワードに寄せて行っている感が否めない。2021/06/13

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