量子力学が描く希望の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791770823
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C0040

出版社内容情報

アインシュタインが決して認めなかった、まったくあたらしい世界の姿。
物理学の最先端にあらわれた、これまでの常識をくつがえす驚異の理論。
そこには世界がひとつではなく多様であるという事実が描き出されていた。
量子力学が描く世界とはいったい何か。
量子力学の歴史と私たちをとりまく技術、社会、制度、教育などを深く結びつけながら、
碩学がその大いなる可能性をさぐる。

佐藤文隆[サトウフミタカ]
著・文・その他

内容説明

アインシュタインが決して認めなかった、まったくあたらしい世界の姿。物理学の最先端にあらわれた、これまでの常識をくつがえす驚異の理論。そこには世界がひとつではなく多様であるという事実が描き出されていた。量子力学が描く世界とはいったい何か。量子力学の歴史と私たちをとりまく技術、社会、制度、教育などを深く結びつけながら、碩学がその大いなる可能性をさぐる。

目次

量子力学誕生から「黙って計算しろ」の時代へ
決定論からの脱出―一般理論のイデオロギー
冷戦時代の量子力学論議―「解釈することではなく、変革すること」
冷戦イデオロギー構図からの脱却―一九六〇年代末の転換
「不思議」をそのまま使う―量子エンタングル技術
「隠れた変数」からベル不等式―日本での反応を見る
EPR実験と隠れた変数説の破綻―確率的応答
プラグマティズムと量子力学―「見ないと、月はないのか?」
情報の「消去」で発熱―スパコン事件余話
スマホの武器は配られた―イットとビット
確率の語りにつき合う―倫理とワールドビュー
量子力学の社会学―福井謙一と「盤石な理論」

著者等紹介

佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年山形県鮎貝村(現白鷹町)生まれ。60年京都大理学部卒。京都大学基礎物理学研究所長、京都大学理学部長、日本物理学会会長、日本学術会議会員、湯川記念財団理事長などを歴任。1973年にブラックホールの解明につながるアインシュタイン方程式におけるトミマツ・サトウ解を発見し、仁科記念賞受賞。1999年に紫綬褒章、2013年に瑞宝中綬章を受けた。京都大学名誉教授、元甲南大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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河童

6
日本人が書いた本なのに、なぜかその日本語の意味するところを解釈するのに手間取ることがしばしばありました。量子力学については歴史的全体感を解いているように思います。概観するのには良いでしょうが、各所に「拙書」の紹介があってそちらを読まないと詳しいことはわからん、といった状態でした。2019/07/05

littleduck

1
量子力学の解釈を黎明期から現在までざっと見通すことができた。ボーア・アインシュタイン論争から、量子コンピューターの原理まで幅広く知ることができた。量子力学によって大幅に発展した社会の中で、それを哲学的にどう解釈されてきたかという事が主題としてあり、佐藤先生の科学者としての思想が分かった。2018/09/21

原玉幸子

0
量子力学そのものではなく、ボーア・アインシュタイン論争を初め「量子力学が世界に惹き起こしたこと」の解説で、「黙って計算しろ」との表現や、確率論や哲学に触れるところまでの展開が、心地良い(学術紹介新書や雑誌ではない)エッセイです。量子力学のイメージがないと辛いですが、「科学がどの様に社会に関わり今に至り、今後どの様に関わっていくのか、そしてその鍵は哲学的思考だ」と思う人にはいい感じです。(◎2018年・秋)2020/03/19

y

0
高校3年生で理系科目とオサラバした頭には、理解困難… 難しい数式やら、理論やらが出てくるわけではないのですが、量子力学の世界で活躍した人々が、どのような理論をもち、どんな活躍をしていたのか分かっていないので、とにかく頭に入らず、ページを繰るだけでした。2018/08/15

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