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出版社内容情報
江口寿史［エグチヒサシ］
内容説明
小・中学時代の落書きノート、デビュー当時のマンガから「パイレーツ」「ひばりくん」などの貴重な原画に加え、初出誌や関連資料を多く用いて、それぞれの仕事が置かれた時代の文脈を明らかにする。マンガ家・江口寿史の軌跡をたどる、ファン必読の一冊！
目次
０１ それは『ジャンプ』から始まった（マンガ少年、江口寿史；江口寿史デビュー！！ ほか）
０２ ひばりくんと白いワニ（衝撃の出会い！！；ラブコメするほどギャグになる ほか）
０３ 時代の気分を“編集”する（高密度ストーリーギャグの追求；広がるフィールド ほか）
０４ Ｔｈｉｓ ｉｓ Ｒｏｃｋ！音楽と江口寿史（うたえ！おどれ！パイレーツ！！；青春・音楽・マンガ ほか）
著者等紹介
宮本大人［ミヤモトヒロヒト］
１９７０年生まれ。明治大学国際日本学部准教授。慢画史・表象文化論（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
22
今は殆ど読みませんが、結構な漫画好きでした。偶々最近の日経夕刊に江口寿史さんの連載インタビューが載っていて、４０年以上前の「すすめ!!パイレーツ」や「ストップ!!ひばりくん」を懐かしく思いだし、江口さんの活動の歴史を振り返る本書を読みました。ひばりくん休載後は知らなかったので、今イラストレーターとして活躍していると知り吃驚しました。私は今でも勝手に、江口さんは「ギャグと女の子」の描写の天才と思っています。とにかくリアルな感覚が半端ないです。それにしても６０歳過ぎても若さを失わない江口さんは羨ましい限りです2022/03/21
青龍
18
パイレーツのコミック(1巻)が出た頃から江口先生の作品を読んでいますが、未完のまま、単行本にならない作品も多く、雑誌で読みつつ「単行本になったら買おう」と、雑誌は処分してしまったのが、悔やまれます。「ジャンプ展」で、先生の生原稿を見て、感動！2017/07/18
かめぴ
14
白いワニが・・白いワニがくるよぉぉ。そりゃ読むでしょう。なんと言ってもキングですもの。いつ漫画家に戻ってくるの。と言いたくはなるものの、イラストレーターとしても凄く好きなので。待ってます。2016/12/20
阿部義彦
13
江口寿史のKING of POPと題した全国規模の展覧会と並走する形になったSide B（4ヵ月限定展示、キュレーター宮本大人）を何とか書籍化出来ないかと思案してたところ、ユリイカの武井咲似の美人編集長がうちで出しましょう！と手を上げてくれた末に出来た本。オシャレだし章の立て方も良い（音楽だけで１章）し、何よりも所謂商業誌での仕事とその度重なるスランプまでが丸わかりで本当にこっちこそAサイドですね。同じムーンライダーズファンとしても江口寿史さんは同時代人としてこれからも追いかけます。画集も無論買いました。2016/11/05
スプリント
9
イラストレーターとしては優秀だと思いますが、締切りを守らず連載を落とす漫画家としてのイメージが強いなぁ。2018/07/29
