言葉を離れる

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791768868
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界的芸術家・横尾忠則の、待望の最新エッセイ集!小説「ぶるうらんど」で泉鏡花文学賞を受賞し、現在、朝日新聞書評委員であるにもかかわらず、「本はあまり読んでこなかった」と語る横尾氏。感覚の世界を大切にしてきた画家の、言葉とのつかず離れずの関係。少年文学の記憶、三島由紀夫との交流、小説や映画の実践など、自伝も交えて語る。

内容説明

小説と画家宣言、少年文学の生と死、映画の手がかり…観念ではなく肉体や感覚の力を信じ続けてきた画家が、言葉の世界との間で揺れ動きながら、自伝的記憶も交えて思考を紡ぎ出す。

目次

宿命に気づく時
肉体が感得するもの
鍵の在処
観察の技法
波乱の始まり
想定外の連続
買書の心得
三島由紀夫の霊性
地獄と天国のジェットコースター
インドからの呼び声
小説と画家宣言
「ディオニソス」の饗宴
ラウシェンバーグの軽やかな芸術
滝のひらめき
運命を手なずける
映画の手がかり
少年文学の生と死
言葉を離れる
自分の中の革命

著者等紹介

横尾忠則[ヨコオタダノリ]
1936年、兵庫県西脇市生まれ。美術家。1972年にニューヨーク近代美術館で個展。その後も世界各国のビエンナーレで活躍する。1995年に毎日芸術賞、2001年に紫綬褒章受章、2008年に小説集『ぶるうらんど』で第36回泉鏡花文学賞、2011年に旭日小綬章受章、同年度朝日賞、2014年山名賞、2015年高松宮殿下記念世界文化賞受賞など、受賞・受章多数。2012年、神戸に横尾忠則現代美術館開館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

藤月はな(灯れ松明の火)

73
父上は宇野浩二から本を手渡されたことがあり、三島由紀夫と仕事をし、柴本錬太郎、井上光晴など読書家ならそのラインナップに歯噛みすること間違いなしな作家人脈がありながら芸術家、横尾忠則が如何にして自分が本を読まないのかを説いたエッセー。しかし、「本を読まない」というが、一応、彼は読んでいるのだ。そして本がないと落ち着かないまでに中毒のように耽溺する人は彼の「読書人」に対する違和感に始め、ムカッとするかもしれない。だけど、彼が描くことに熱心な事にピンと来なかったことから彼の視点は互への視点を反転させただけなのだ2017/06/30

犬こ

29
本書の前半は、本を読んで来なかったことの自負について。三島由紀夫、中野孝次、星新一など著名な小説家に囲まれながらも、本は読まなかった横尾忠則だが、それなりの人物達を呼び寄せる力、これだけの文章力は、本人も書いていたとおり読書からではない実経験やコミュニケーションから培ったもの証。それでも読書をせねばと、人生いくつになっても勉強だな。すばらしい。2016/05/22

江藤 はるは

17
従順な読者になった。2020/03/16

tomosaku

15
アーティスト、横尾忠則氏による「なぜ自分は本を読まないのか」を主題にしたエッセイ集。なのだが、途中からその主題は薄れ「本を読まなくてもこういうこと(著者のような芸術活動)はできる」というのを、氏の来歴とあわせて読んでいる気になってくる。だがもしかしたら、読書家ほどこの本を読むべきなのかもしれない。すなわち、本を読まない人が文字に頼らずに如何様に表現活動を行うか、という、読書家からしたら遠い世界の出来事を知ることができるからだ。やや同じ話題の繰り返しは気にはなったが、ヒトの新たな側面を垣間見れた気がする。2017/02/02

Salsaru

9
タイトルの項がよかった。勘がよく、優しい人なのが伝わる。そして、出会いに恵まれている。2016/04/17

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