講談社学術文庫<br> 明治十年丁丑公論・瘠我慢の説

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講談社学術文庫
明治十年丁丑公論・瘠我慢の説

  • 福沢諭吉
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  • 講談社(1985/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 146p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784061586758
  • NDC分類 304
  • Cコード C0121

出版社内容情報

【内容紹介】
近代日本の代表的な思想家福沢諭吉は、本書「丁丑公論」において西南戦争の賊軍の首魁であった西郷隆盛を、西郷の行動は横暴に対する抵抗であったと弁護し、明治新政府を痛烈に批判した。また「瘠我慢の説」において、明治維新の際、徳川幕府側に在って歴史的な役割を演じた勝海舟と榎本武揚の2人をとりあげ、その挙措と出所進退を批判した。福沢諭吉の思想のバックボーンをなす抵抗精神と自由独立の精神を知る上に不可欠の書。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まると

3
「立国は私なり、公に非ざるなり」。深い言葉だ。久々に諭吉の本を読んで、この本の冒頭に出てきたこの言葉を思い出した。諭吉の文章は平易だが、時折こうした鋭い言葉が出てくる。啓蒙思想家たるゆえん。2016/09/07

Lila Eule

2
勝海舟と榎本武揚に対して、旧幕臣として処世を問うのが「痩せ我慢の説」明治34年らしい。佐々木讓の武揚伝では勝と榎本は対象的な人物像だ。諭吉は日露戦争の前夜に三河武士の末裔としての沽券を糺す。先進国の文物と格闘した侍が、新しい論理と科学をもとに夷狄と戦うまでになった時、忘れてはならぬもの、身を処せねばならぬ処を、偉人を借りて世に問うたのか。勝の明治はわからないが、榎本の事績は日本の礎で余人にはなしえないと思うが、諭吉は、共に新政府で富貴を求め得たことは本分にもとる、痩せ我慢せよと言う。2016/05/21

アノマリー

2
◎薄い本だし学術文庫にしては廉価だが難解。末尾の解説は理解の助けになるので最初に読んだほうがいい。日本のナショナリズム、あるいは武士道精神みたいなものを考える上で一読に値すると思う。2013/03/18

Hisashi Tokunaga

1
福沢諭吉ともあろう方が、何故に勝海舟を痩せ我慢が無かったことくらいで非難するのか、全体の文脈の中でどうにも解せなかったんですが?幕軍が戦えば、間違いなく国内は大内乱になったであろう。西洋列強はここぞとばかり日本を植民地化したであろう。海舟の選択肢の中に内乱の選択肢は初めからなかったのでは?この一文が福沢の思想的瑕疵になるのではないだろうか?内田樹さんが言うように海舟は諭吉の指摘にはじっと我慢のそれこそ痩せ我慢を通したわけだ。咸臨丸の怨念が本書の遠因か?2019/04/09

DODA

1
海外留学含め、痩我慢あってこその福翁かな?2014/01/24

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