内容説明
巨額のカネを稼ぐため、なりたい職業に就くため、生活に刺激を得るため、戦争に行くため、差別を逃れるため…職業・性別・年齢・人種・血統・学歴を詐称し人びとを欺く、それぞれの理由。多種多様な「なりすまし」たちの、笑いも感動も涙もひっくるめた実話集!
目次
1 連続的犯罪者たち
2 性別変換者たち
3 偽りの相続人たち
4 法からの逃亡者たち
5 ペテン師と略奪者
6 偽インディアンたち
7 途轍もない空想家たち
8 工作員と刑事
9 その他の詐称者たち
著者等紹介
グレイアム,イアン[グレイアム,イアン] [Graham,Ian]
1953年北アイルランド・ベルファスト生まれ。イギリスのジャーナリスト・編集者。1970年にロンドン市立大学で応用物理学とジャーナリズムの学位を取得。宇宙、航空、科学捜査や発明、実験など、科学、技術、工学分野で二四〇冊以上の書籍に携わり、フリーランス・ライターとしての経歴は三〇年以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
11
世界の詐欺、詐称のエピソードを集めたもの。ひとつひとつのエピソードは短めなので、興味があるところだけ読むことも出来ます。あくまで実際に逢った事件の事実関係を記載しているだけなので、「なぜひとは騙すのか」「なぜひとは騙されるのか」という人間心理の綾などについてはもうひとつかも。それでも数多くのエピソードを読んでいくのは面白かったです。2014/11/03
Sugi Takahiro
3
エッフェル塔を売った男やロックフェラーを名乗り金を巻き上げる奴、男のフリをして戦争で活躍したり、活動家グループに潜入をして危ない活動をするメンバーを逮捕する警官など、古今東西の詐欺やなりすまし事件を列挙している本。 こうも簡単に騙されるものかと疑ってしまうが、自分に降りかかるとあっさり騙されてしまうんだろうなとも思う。 翻訳者の最後の文章も秀逸。2015/02/06
二階堂聖
1
他人になりすまして詐欺を働いた人たちの実話まとめ。 取り上げられている人数が多く、1人ずつの話は掘り下げられていないが、興味深い話がたくさん。 『自問して戴きたい・・・ あなたはあなたのパートナーや友人や同僚が、本当にあなたの思っている人だと確信できますか? できるんですか? 本当に?(P14)』2014/10/30
takao
0
ふむ2017/12/06
未読太郎
0
読まないで返した。2017/03/07