環境金融論―持続可能な社会と経済のためのアプローチ

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  • サイズ B6判/ページ数 359,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791767007
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C0030

内容説明

いま環境をめぐる問題を考えるうえでのあたらしいスタンダードとなりつつある「環境金融」の理論を最新の具体例をあげながら解説。環境関連のビジネスにいかに金融ニーズを結びつけるか、そして、グローバルな環境問題の解決のためにいかに継続的な仕組みを構築できるか。環境税の課題から、環境金融商品の長短、企業の環境対策の意義、そして環境経済学との違いまで、すべてを網羅した決定版にして入門書。

目次

第1章 環境金融の基本知識
第2章 金融と環境の出会い
第3章 環境リスクをファイナンスする
第4章 財務会計の変革を迫る環境要因
第5章 環境クレジット・ファイナンス
第6章 環境保険の展開
第7章 新たな環境金融市場づくり

著者等紹介

藤井良広[フジイヨシヒロ]
1949年兵庫県神戸市生まれ。1972年大阪市立大学経済学部卒業、日本経済新聞社に入社。欧州総局ロンドン駐在記者、オックスフォード大客員研究員、経済部編集委員などを歴任。主に金融問題を担当。2006年、上智大学環境大学院(地球環境学研究科)教授に就任。中央環境審議会臨時委員などを兼務。専門は環境金融論、CSR経営論、EU環境論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山口透析鉄

22
図書館本ですが、東電やエリクソンのコラム等も充実した書物でした。現状の経済学に限界があること自体はかなりはっきりしているんですが、現場の人がそういうのを理解していないのでリーマン社破綻や原子力発電所の危険性等、いつまで経っても真っ当に評価できないのでしょう。 外部経済・不経済の話が典型で、常に都合良く論じようとするので、ピグーなどの従来の手法では上手く回らないから環境金融の必要性を説く意味は十分にあるんだろうと思います。 城南信用金庫みたいな経営方針を打ち立てる金融機関、もっと増えて欲しいです。2025/07/13

ももかさん

15
いや~~なかなか進まず。やっぱりこういう本は読みにくい。あまり頭に入った気がしないけど、勉強になりました。会計も含めた金融自体が環境を取り入れ変化していくみたいです。2015/09/26

takao

0
ふむ2025/07/24

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