内容説明
数学脳で、新記録続出。一見なんの関係もないような数学とスポーツ。両者をつなげる法則性に気がつけば、筋力トレーニングではみつけられない飛躍の可能性からまさかの落とし穴まで、知らないことさえ知らなかった盲点を発見できる。アタマとカラダの全身運動。
目次
ウサイン・ボルトはどうすればこれ以上速く走らなくても世界記録を更新できるか
何でもできる
アーチェリー
平均値の落とし穴
コーナーを曲がる
バランスの問題
野球派?テニス派?クリケット派?
ベイズ式監視
三回勝負
高跳び〔ほか〕
著者等紹介
バロウ,ジョン・D.[バロウ,ジョンD.][Barrow,John D.]
ケンブリッジ大学教授。天文学者、数理物理学者
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
名古屋工業大学助教授を経て翻訳家
小野木明恵[オノキアキエ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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編集長
2
著者ジョン・D・バロウは数理物理学者。さまざまなスポーツのさまざまな側面を物理学や数学で解きほぐし、意外な事実を教えてくれる本。ときどき登場する数式はチンプンカンプンだけど楽しめます。空中にとどまるマイケル・ジョーダンについては、重心は常に放物線を描き、頂点に達した後は落下するが、重心は姿勢によって体の中を上下するので、頭のてっぺんだけ見ていると空中に止まっているように見える、という説明に納得。粒ぞろいのネタ100個を集めたセンスに脱帽。お手軽な編集本という予想を見事に裏切られました。2014/02/12
takao
0
ふむ2017/10/12
おぎん
0
オリンピックの話だけではないが数字から見えるスポーツの面白さ、勝つための考え方など非常に論理的に説明されている。 オリンピックイヤーも近づいているし知識として持っておくと面白い。2017/07/01
穂口
0
もっと数学について詳しく書いて欲しかった。2016/11/09