ヴィータ・テクニカ 生命と技術の哲学

個数:

ヴィータ・テクニカ 生命と技術の哲学

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2025年05月20日 09時31分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 486,
  • 商品コード 9784791766475
  • NDC分類 114.3
  • Cコード C0010

内容説明

臓器移植、遺伝子操作、脳科学からiPS細胞…。生命科学における「技術」の進歩は、私たちの「生命」の捉え方を大きく変貌させた。「生」のありようを考察しつづけてきた著者の集大成にして、あたらしい時代の生命哲学。

目次

第1章 ヴィータ・テクニカの哲学へ
第2章 生態学的転回について
第3章 生命における主体/生態における視点
第4章 確率・環境・自己
第5章 テクネーとしての自己
第6章 ゲシュテルとパノプティコン
第7章 マイナーテクノロジーとメタリック生命体
終章 ヴィータ・テクニカ問題集

著者等紹介

桧垣立哉[ヒガキタツヤ]
1964年埼玉県生まれ。1992年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中途退学。現在、大阪大学大学院人間科学研究科教授。専門は現代フランス哲学・日本哲学・生命論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

袖崎いたる

4
技術の哲学を味わおうと思い。フーコーがデカい。ドゥルーズやハイデガーの領域を浚いつつ、技術の問いを物質=質料性へと引き直す。そこではまったき受動性的でありつつ、テクニカルにそうした受動の次元へと関与しようとする、能動性的でもあるという、存在論が浮かぶ。これぞヴィータ=生命性となるわけで、今後の技術の哲学には踏まえられて然るべしといった著者の大いなる確信を感じる。いろいろ使えそうなアイデアも多く、まだまだ啓蒙されていきそうな読書であったよ。、2024/06/12

Mealla0v0

1
ヴィータ・テクニカの名にふさわしく、本書のテーマは技術と生命。どちらもフーコーの問題系である。生命はなによりも技術的なものであると言うのだ。個体でありかつ生態系に分散した生命という見解を、生態学やドーキンスの議論から引き出しつつ、規律権力と生政治、ひいては統治性へと引きつけていく。晩年の自己論とはなによりも生命としての自己なのだと。そして、パノプティコンとゲシュテルの交錯を描きながら、その限界(国家という規定)をDGによって乗り越えようとする。そこに、ベンヤミン、さらには京都学派との重なりがあると言う。2018/05/25

madofrapunzel

1
★★★★☆ 桧垣さんの癖というか、「〇〇的な」という描写は、それが指し示している論考や書物の内容を知らないとちゃんとした理解にならないので、そこが読者に不親切だなと思いました。本書の主張はとてもシンプル! 生命とは何よりもまず、「圧倒的な物質的=質量性」だということ! あまりにも無根拠に人道主義に傾きがちな昨今の「生命論」に、大きな楔を本作によってうちこむことになるだろうと思います。2012/04/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4699273
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品