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クロモフォビア―色彩をめぐる思索と冒険

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  • サイズ B6判/ページ数 176,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791763498
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0010

出版社内容情報

色彩と西欧社会の文化的想像力。色と文化の関係を、精神分析学、心理学、芸術そして哲学を援用して、縦横に論じる

内容説明

色彩という「神秘の化粧」がもたらす恐怖と魅惑―。ゆえに西洋は古代より色彩を、女性性、異教的、幼稚、野蛮、混乱として文化的周縁に追いやった。文学、美術、映画、建築などを縦横に引用しつつ、西洋文明が根底に抱え込む色彩愛憎の無意識を鮮烈に映し出す、異色のエステティック・エッセイ。

目次

1 白景
2 色彩嫌悪
3 口紅黙示録
4 ハヌノー
5 色彩愛好

著者等紹介

バチェラー,デイヴィッド[バチェラー,デイヴィッド][Batchelor,David]
1955年スコットランド生まれ。ロンドンを中心とするアーティスト、作家。コンテンポラリー・アートについて活発に発言。ロンドンのロイヤル・コレッジ・オブ・アートの批評理論の主任チューター

田中裕介[タナカユウスケ]
1972年生まれ。現在、成城大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

81
クロモフォビア;色彩嫌悪  西洋では伝統的に色彩は下位レベルに考えられてきたそうです。バルト、クリスティヴァ等引用されてて、読みずらかったな。 著者は造形芸術家。 巻末訳者ノートで、塚本邦雄の短歌が紹介されてて、色彩感覚がとても良かった。 《色に繋がる本読書会》参加中2021/05/08

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