内容説明
脳の障害と知能にはどのような因果関係があるのだろうか。ラットによる膨大な実験を行い、その結果を先駆的な統計処理で分析し、脳の機序の全体像を浮かび上がらせる。実験神経心理学の基礎を作り、その後の心理学の発展に多大な影響を与えたラシュレイの歴史的業績の完訳。
目次
1章 理論と課題
2章 一般的な方法
3章 学習能力に及ぼす脳損傷の影響
4章 保持に対する脳傷害の影響
5章 荒廃したケースの学習の経過
6章 迷路習慣形成後の大脳損傷の作用 習慣の局在
7章 感覚および運動欠損と学習能力低下との関係
8章 実験結果の検討
9章 大脳損傷後の荒廃の本体
10章 ラットと他の動物との比較
11章 順応行動の神経機序
著者等紹介
ラシュレイ,カール・S.[ラシュレイ,カールS.][Lashley,Karl Spencer]
1890~1958。心理学者。神経心理学の創始者
安田一郎[ヤスダイチロウ]
東京大学心理学科卒。横浜市老人リハビリ病院長、横浜市立大学心理学部心理学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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