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内容説明
希望と癒しの天使体験。ひざまずく天使、忘れっぽい天使、できそこないの天使、戦いの天使…。ナチスによる迫害そして致命的な難病と、生涯最大の危機に直面するクレーによって描かれた天使のデッサン群。その絵の中に、困難に耐える魂の赦済と意識変容の劇的な軌跡を見出す、感動の精神分析。
目次
1 内的な天使への変容―導入(天使体験;線上の幸福;初期の天使たち)
2 同伴者として(はじまりの天使;危機の天使;なぐさめの天使)
3 最後の天使(変容への希望)
著者等紹介
リーデル,イングリッド[リーデル,イングリッド][Riedel,Ingrid]
チューリッヒ・ユング研究所の講師及び教育分析家。フランクフルト・アン・マインツ大学名誉教授
三宅桂子[ミヤケケイコ]
東京生まれ。上智大学哲学科卒業後、チューリッヒ大学哲学部を卒業。その後、チューリッヒ・ユング研究所に学ぶ。現在、セラピストとして心理療法に従事。スイス在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スエ
3
ユング派の心理分析家がクレーの描いた天使を紐解いていく……という興味深い本なのだが、翻訳があまりにひどくて読むに耐えない代物だった。「鈴にはとんがった頭のよい人の子どもっぽくない鼻がありません」「子どもっぽい全能感ファンタジーで問題にするなら、『こまっしゃくれて』しまう危険があるといえます」などなど、終始Google翻訳みたいな文章が垂れ流される。誤字脱字も多く、編集者も仕事をしていないように思われる。原文はもっと詩的だったのかと推測するが、ほんとにひどい有様である。大好きなクレーの本だというのに。2016/07/05
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