フロイトの失語症論―言語、そして精神分析の起源‐付録 S・フロイト「失語症の解釈について」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 463,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791760510
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C1011

内容説明

1891年、若く野心にあふれた神経科学者・フロイトが著した初の著書『失語症の解釈について』。当時一顧だにされず稀覯本となったこの論攷を緻密に読解、脳と心の科学の草創期である19世紀ヨーロッパの言説空間を鮮やかに浮かび上がらせ、精神分析の起源に迫る。

目次

第1章 失語症の諸論文中のフロイト
第2章 自分の立場を作る
第3章 精神分析に向って
第4章 神経学的基盤に基づく言語理論に向って
第5章 「心理学的」基盤に基づく言語理論に向って
第6章 フロイト不在の失語症研究の現在
付録 S・フロイト「失語症の解釈について」

著者等紹介

グリーンバーグ,ヴァレリー・D.[グリーンバーグ,ヴァレリーD.][Greenberg,Valerie D.]
ツーラン大学ニューカム・カレッジ教授、学部長

安田一郎[ヤスダイチロウ]
東京大学心理学科卒。横浜市老人リハビリ病院長、横浜市立大学心理学部心理学教授を歴任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

PukaPuka

1
論を展開するのに文献を引用する際、筆者がどう解釈したか、どの部分を拾ってくるか、によって、必ずしも元の文献の趣旨が元の文献の筆者の意図通りに反映されるとは限らない。本書はそのあたりを詳細に検討している。なかなか日頃はそこまで深く読めないよね。2016/03/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1010414
  • ご注意事項

最近チェックした商品